ヒープリ最終回から1周年

 2月21日、「ヒーリングっど♥プリキュア」最終回から1周年が経ちました。

私が久しぶりにリアルタイム視聴で完走したプリキュア作品だったんですが、

近年の女児向けアニメとしては珍しくシリアスで骨太な作品でしたね。

キャラクターも全員魅力的で可愛く、普通の女の子って感じがよかったですね。

(いや、のどかちゃんは過去が普通じゃないどころか歴代屈指の重さですし、

アスミさんに至ってはそもそも人間じゃないんですけど)

特に、花寺のどか/キュアグレースの過去と彼女の闘いを巡る話は

とても見ごたえがあり、引き込まれました。久しぶりに熱中できる作品に

出会えたと感じました。

「生きることは闘うこと」「勝つためじゃなくて負けないために」

闘う相手は自分に危害を加えてくる者や病気のようなわかりやすいものだけ

ではありません。自分の目標、自分のだめなところ、自分の知らないことなど

いろいろあって、みんな何かと闘いながら生きてるんですよね。

ひとりでは困難なこともたくさんあるけど、みんなで支え合って、助け合う。

それが「健やかに生きる」ことなんですね。

 終盤の展開が雑で過激だったという感想も一部でありましたが、私としては

展開の落としどころに納得していますし、まあ当然よなという印象です。

世相が大変だった時期に人々に勇気と希望を与えた名作だったと思いますし、

私としては歴代プリキュアシリーズの中でも上位に選ぶ推し作品ですし、

今でも定期的に配信やBDで見返しています。

それにしても、本編完結からもう一年経っちゃったんですね。早いなあ。

最近、東京駅にあるプリティストアに初めて行ったところ、素晴らしいグッズが

在庫だけでなく新作もあることに気付き、衝動買いをしてしまいました。