初夏の白骨温泉

 7月10日、梅雨の長雨が久しぶりに収まった週末でしたが、私は

信州の白骨温泉に一泊旅行に行ってきました。

 

東京都では4度目の緊急事態宣言が発令予定になったそうですけど、

今回は重症者は少なく、病棟に十分な空きがあり、高齢者の感染は少なく、

高齢者へのワクチン接種も進んでいるのにどうして出すのでしょうね。

 

 

 話が脱線しましたが、白骨温泉上高地の近くにあり、

白濁のお湯で有名な歴史のある温泉です。

本当に山奥にあり、他の温泉地ではありがちなレジャー施設の類は

一切無く、秘湯という表現が良く似合うところです。

一度は行ってみたいと思っていたのですが、今回予約がとれて

訪れることになりました。

白骨温泉へは長野県中央の主要都市である松本が玄関口となります。

関東から信州松本への移動手段というと、新宿駅から中央本線

特急あずさで、というイメージが強いですが、実は北関東からでは

北陸新幹線篠ノ井線ルートの方が速いんですよね。

北陸新幹線「かがやき」、篠ノ井線特急「しなの」を乗り継いで、

埼玉県の大宮駅から2時間少々で信州の松本駅に到着。

松本駅からはアルピコ交通(旧・松本電鉄)の電車と路線バスを乗り継いで

白骨温泉へ向かいます。夏山シーズンに入っていますが、電車もバスも

閑散としていました。

15時過ぎに白骨温泉に到着。あいにく雨が降ってきましたが、

川のせせらぎ、カエルの鳴き声と合わさった湿潤な雰囲気が

とてもよいものでした。

今回は「湯元齋藤旅館」に泊まりました。

長い歴史のある白骨温泉の中で最も古くから続く旅館です。

お肌に優しい白濁のお湯にゆっくり浸かって羽を伸ばすことができ、

お料理もとても美味しかったです。

 

翌朝はチェックアウト後は来た道をそのまま戻ることに。

私は往きと帰りではなるべく別ルートを使いたいタイプなのですが、

今回ははおとなしく?往復で同じルートを使いました。

もっともこの日は、午後になってから南関東一帯でゲリラ豪雨と落雷が

相次ぎ、北回りで直帰したのは大正解だったわけですが…