2022年3月ダイヤ改正発表

 毎年12月中旬になると全国の鉄道ファンはそわそわし始めます。

鉄道会社は毎年3月にダイヤ改正を行うことが多く、改正内容がこの時期に

発表されるからです。

新型コロナウイルス感染症の流行から2年が経ち、旅客需要の回復が進まない中、

各鉄道会社はどのようにダイヤを変更するのか注目が集まっていました。

 そして発表された内容は全体的に「東高西低」という感じでした。

私が住んでいる地域を走る東武鉄道では、特急リバティを大増発する一方、

スペーシアきぬが大幅減になった他、南栗橋以北のワンマン運転化に伴い、

6050系東武線内の運用から基本的に撤退。本線でもラッシュ時間帯の減便と

昼間の東武動物公園以北の輸送力減など、不便になりそうです。

小田急電鉄ではロマンスカーVSEがまさかの定期運行終了。

ホームドアへの対応と機器のメンテナンス問題が理由と言われていますが、

私はまだ一度も乗ったことがないので残念ですね。

JRについては

JR東日本は新幹線や一部特急でやや減便があったものの、普通列車については

合理化に伴う輸送力調整といった面が強く、思ったほど悪くなかった印象。

一方、JR西日本アーバンネットワークの亜幹線で昼間時間帯の普通列車の減便、

山陰地区での快速列車の大幅減などネガティブな変更が目立ちました。