日光ー片品ー沼田
梅雨入りが例年より遅れていた関東地方ですが、6月14日に梅雨入りが
発表され、しばらく雨の日が続くことになりました。
晴れの方がお出かけに向いているのは確かですが、雨の日は人出が少なく
交通機関は空いていて快適だったりします。なので、大半を乗り物の中で
過ごすなら雨の日は狙い目です。景色は残念になりますが。
6月19日、栃木県の日光から群馬県の沼田まで、国道120号線を走る
路線バスを乗り継ぐ小旅行をしてきました。
ちなみにこのルート、前日の夜に時刻表をめくっていて見つけました。
朝から予報通りの雨でしたが、激しくもなかったので大丈夫かなと。
本日はまず、特急けごんで東武日光へ向かいます。
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この青色塗装、爽やかで好き。 pic.twitter.com/I06QxzSSIa
梅雨って感じ! pic.twitter.com/csfWG20tGZ
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東武日光駅に到着。
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スペーシアの青色塗装とリバティが並んだ。
寒色系どうしの並びは東武なのに東武でない感がある。 pic.twitter.com/rdw2coyi4m
ここまでの区間は今まで何度も乗っているので、もはや慣れた道ですね。
しかし梅雨の季節に訪れたことはなく、雨と霧も相まって、緑が最も
瑞々しく感じられました。
本日の路線バスの旅は国道120号線。
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栃木県の日光から、中禅寺湖、湯元温泉、丸沼高原、白根温泉、片品を経て、群馬県の沼田に至るルート。 pic.twitter.com/xOWuHn2ikk
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雨に霞み、霧がかかるいろは坂を登る。 pic.twitter.com/IxSY2C3hiQ
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雨で車も少なく、中禅寺温泉に約7分の早着。 pic.twitter.com/nS9myHDjcD
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雨と霧に霞む中禅寺湖 pic.twitter.com/JRyQdc9bYP
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瑞々しい初夏の戦場ヶ原 pic.twitter.com/TQ3yT4Onak
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滝上からはバスの乗客は私一人になった
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湯元温泉に到着。 pic.twitter.com/OG2N9KDGZV
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奥日光・湯ノ湖。
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雨の中、ボートで釣りをする人たちの姿がある。
湖畔のツツジが雨に濡れて映える。 pic.twitter.com/foWJiU0jNF
湯元温泉からは関越交通・湯本温泉線のバスに乗り継ぎます。
国道120号線の栃木ー群馬県境にある金精峠は冬は大雪のため通行止めと
なるため、この路線バスも運行期間は5月末から10月末までとなっています。
本数も3往復しかないため、あまり知られていないのかもしれません。
山に入るには時期が少し早いですし、そもそも梅雨入りしたばかりで
雨の日だったこともあり、始発から終点まで乗客は私一人だけでした。
有名な山岳観光地である尾瀬の外縁を抜けていき、途中には
日光白根山ロープウェイに丸沼高原ペンションエリア、白根温泉と
周遊ルートとしてはよいのですが、如何せんバスの本数が少なく、
多くの人は自家用車で行くのでしょうね。
湯元温泉からは金精峠を越えて群馬県片品村へ抜けます。
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この区間は冬季通行止めとなるため、路線バスが走るのは夏季の5ヶ月間のみ。本数もわずか3往復。 pic.twitter.com/eCmD84jZOf
関越交通 湯元温泉線
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湯元温泉→鎌田
やはりというか乗客は私一人。
丸沼。
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霧に沈んで神秘的な雰囲気。 pic.twitter.com/yVs6dgFOnq
日光白根山ロープウェイ入口を通過。晴れたときに寄ってみたい。
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白根温泉を通過。
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白根温泉には公衆露天風呂があるのね。いいなあ。
群馬県に入ったバスは片品村の中心地・鎌田で一旦終点となります。
私は初めて片品村を訪れましたが、驚いたのは「村」でありながら
街がよく整備され、公共の建物も最近建てたように新しかったことですね。
尾瀬を訪れる観光客がもたらす収入がいかに村の財政を潤しているかを
ありありと感じさせられます。
片品村の中心地、鎌田に到着。
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ここで沼田駅行きに乗り換える。 pic.twitter.com/PARiKOkDWB
笠科神社。
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片品の総鎮守だそうです。 pic.twitter.com/Z3Z31smh9Y
道の駅 尾瀬かたしな。
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公共の建物が軒並み新しくて、尾瀬観光の恩恵で財政が豊かなんだなと感じさせられる。 pic.twitter.com/o7LqJJ9g43
鎌田からは同じ関越交通の鎌田線のバスに乗り、沼田に向かいます。
この鎌田線は上越新幹線・上毛高原駅およびJR上越線・沼田駅と尾瀬との間を
連絡しており、東京方面から尾瀬に向かう際の主要ルートの一つです。
関越交通 鎌田線
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鎌田→沼田駅
半数ほどは沼田駅よりさらに先、後閑駅を経て上毛高原駅まで行く。 pic.twitter.com/V1ZujebmlF
「武尊口」と書いて「ほたかぐち」と読むのか。
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尾瀬高校というのを見つけていい名前だなと思ったけど、私の地元にも軽井沢高校があるものの地元民からすると特にブランド価値はないということを思い出し、多分ここでも扱いは同様なんだろうね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年6月19日
自分が住んでいるのが東武線沿線だから、尾瀬へ行くには栃木県側から入るものだと思っていたけど、一番アクセスが便利なのは群馬県の沼田から片品村に入るルートなのね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年6月19日
沼田の市街地に入ると、地理の教科書に必ずといっていいほど登場する
「沼田の河岸段丘」の特徴的な地形を体験することができます。
沼田はその河岸段丘による要害堅固さから歴史的に何度も争いの場所と
なった地であり、特に安土桃山時代の真田氏が好きな歴史ファンであれば
「沼田問題」と訊けば小一時間語れるのではないでしょうか。
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地理好き必修である沼田の理想的な河岸段丘を目の当たりにして、一人でめっちゃ盛り上がってる。
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河岸段丘!河岸段丘だ!すごい!ブラタモリで見たやつ!
沼田駅に到着。 pic.twitter.com/vBBnOeyToT
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沼田駅、改札口を出ると目の前にあの有名な河岸段丘が間近にそびえていて、段丘の上に登る道が誘うように正面に伸びているのが素晴らしい。 pic.twitter.com/fnaoELmmUn
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年6月19日
沼田駅に到着後はJR上越線→JR両毛線→東武日光線と乗り継いで帰りました。
上越線
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746M 普通
沼田→新前橋
211系A52
渋川駅、「伊香保温泉・榛名湖口」の副駅名が付いたのか。これはいい判断。伊香保温泉や榛名湖へのアクセスに便利な駅のにどうも知名度が低かったから。
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いや、まさかね… https://t.co/KdAGKHAfmw
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両毛線
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463M 普通
新前橋→栃木
211系A32
両毛線、普通列車でもそれなりの速度で走っているのだが、高崎から1時間走ってもやっと栃木県に入って足利に着く程度だから、やはり長距離路線だと思う。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年6月19日
大宮で分かれた宇都宮線と高崎線、どれだけ離れちゃったんだよって乗る度に思う。