路線バスで榛名湖へ
9月12日、群馬県の榛名湖までお出かけしてきました。
榛名湖は北関東のアウトドアレジャーで有名な観光地の一つであり、
自家用車で訪れる人がほとんどだと思いますが、私はあえて今回は
路線バスで行ってみることにしました。
まずは大宮駅から特急「草津」に乗車し、渋川へ移動。
今朝の天気は薄曇り。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月11日
本日は榛名山方面に出かける。
高崎線・上越線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
3031M 特急草津31号
大宮→渋川
651系OM201
乗車率は1割未満。まだまだ厳しいね…
大宮駅に鉄道ファンが多いなと思ったら、今日は大宮~越後湯沢でリゾートやまどり使用の臨時快速が走るのか。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
特急草津、かつては定期4往復あったのが現在は定期2往復・休日臨1往復になってしまったけど、利用者のほとんどが温泉への観光客で、夕方のチェックイン時刻に合わせて移動する人が大半だから、この本数でも別に問題ないのよな。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
特急草津の車内はガラガラでしたが、渋川では伊香保温泉に向かうらしい
カップル客が多数下車しました。
新型コロナウイルス感染症もワクチン接種が進んで希望が見えてきましたが、
しばらく団体旅行は控える時勢になるでしょうから、
カップルや親子の少人数で行くスタイルが主体になるのでしょうね。
1021、高崎発。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
1039、渋川に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
今年の春に「伊香保温泉・榛名湖口」の副駅名が付いた。 pic.twitter.com/PcqcI7d529
関越交通 伊香保線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
269系統 急行
渋川駅→伊香保バスターミナル
一般的なノンストップバス。
私の他は全員カップル客で肩身が狭い…
関越交通では伊香保線にて、JRの特急草津号に接続する時刻で渋川駅~伊香保温泉の急行バスを運行している。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
同じ行き先へ向かう観光客が一度に大量に輸送されるという行楽特急の特性を鑑み、地元利用者と観光客も分離できるなどメリットが大きい。 pic.twitter.com/Pqm9f6s639
特に渋川駅1045の急行バスは土休日のみの運転で、さながら「特急草津31号連絡専用便」となっている。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
たまたま乗客がいなかったのか、あまり需要がないのかわかりませんが、
バスの乗客は私一人でしたね。
(そもそも榛名湖を訪れる人はアウトドアレジャーを楽しむのが目的というのが
ほとんどでしょうし、そういう人たちが路線バスを使うかというと…)
そして榛名湖は予想以上の数のレジャー客で賑わっていました。
「密を避ける」という現在の社会的要請の下で外出をしようとした場合、
何もないところに一人で訪れても楽しめるオタクを除けば、
こういうアウトドアレジャーが候補になるのでしょう。
ただし、みんな考えることは同じだったというオチです。
榛名湖の人気を改めて実感しました。
群馬バス 伊香保榛名湖線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
伊香保バスターミナル→榛名湖温泉ゆうすげ
乗客は私一人 pic.twitter.com/xY7wfFXxuU
ちなみに榛名湖に早く行きたいのであれば、高崎駅からも渋川駅からも直行の路線バスが出ているので、わざわざ伊香保温泉を経由する必要は無い。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
なんか榛名湖、すごいな…
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
駐車場がほとんど埋まってる。
ボートもたくさん出ているし、キャンプしてる家族連れもいる。
都会の人混みを避けてきたはずが皮肉なもの。
終点の榛名湖温泉ゆうすげに到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
この辺りは人がほとんどいなくて静か。
(運転士さんに「本当にここでいいの?何も無いよ?」と訊かれた) pic.twitter.com/HVLq69HdR5
榛名湖。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
榛名山のカルデラにできた火口湖で、万葉集にも詠まれている。
標高1084m pic.twitter.com/Jb64dxWt1h
終点の榛名湖温泉は人気も少なく、温泉施設で日帰りスピード入浴。
温泉の成分のために少し茶色に濁ったお湯でした。
温泉に入った後は榛名山ロープウェイに乗ってきました。
ただし雲に覆われてほとんど景色は見えませんでしたが。
榛名湖温泉ゆうすげ元湯に日帰りスピード入浴。 pic.twitter.com/fX3u91nnVo
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
群馬バス 伊香保榛名湖線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
榛名湖温泉ゆうすげ→ロープウェイ前
路線バスの末端まで行ってすぐ折り返すと、大体同じ運転士なので少し気まずいのはよくある。
榛名山ロープウェイ
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
榛名高原駅→榛名富士山頂駅
榛名山ロープウェイは日本初の2両連結式ゴンドラを採用している。 pic.twitter.com/Mqe5P5lroW
ロープウェイ山頂駅から榛名湖を望む。 pic.twitter.com/5SC7e58UqH
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
私が山に行くと大体天気悪いのはなぜ…? pic.twitter.com/yT3V5nFgN7
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
榛名富士。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
標高1391mで均整のとれた美しい山。榛名山の中では上から3番目だが、榛名山の写真では最もよく撮られている。 pic.twitter.com/h1Tjr2zBue
榛名湖と榛名富士
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
2021.09.12 pic.twitter.com/VyaoostB2G
帰りは行きとは別のルートを選択し、高崎駅へ抜ける路線バスを使いました。
途中、榛名神社で途中下車し、本殿までお参りしてきました。
「神社」を名乗っているのに仁王門のような門があったり、三重塔があったりと
まるでお寺のようだなと思いましたが、それもそのはずで、榛名神社は
明治維新の神仏分離で神社として独立したものであり、それまでは
神仏習合の寺だったそうです。
本殿の近くの門は改修工事で覆いがかけられており、完全な姿では
なかったのが少し残念でした。
群馬バス 榛名湖線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
榛名湖→榛名神社
榛名神社。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
火の神であるホムスビノカミと土の神であるハニヤマヒメノカミを祭る。
①随神門
②三重塔
③神楽殿
④本殿 pic.twitter.com/5MvVmUbTdY
榛名神社は明治維新の神仏分離によって上野寛永寺から独立した神社なので、単体としての歴史は意外と短いんですね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
榛名神社は帝国海軍の戦艦「榛名」、海上自衛隊の護衛艦「はるな」にも艦内神社として分祀されていたそうです。 pic.twitter.com/TUrnOsYqlo
榛名湖→高崎駅の路線バスは地元の方や高崎経大の学生がよく使っているようで、
駅に近づくにつれ徐々に乗客が増えていく様子でした。
1600、群馬バス榛名営業所(室田)に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
発車まで10分ほど停まる。
町の中の至るところに「榛名○○」があるので、頭の中で「榛名」がゲシュタルト崩壊し始めてる。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
1652、高崎駅に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
上越新幹線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年9月12日
568E はくたか568号
高崎→大宮
乗車率は6割くらい
最近は路線バスの旅の面白さに気付き、開拓を続けているところです。