秋の山形を巡る旅 1日目(仙台ー山形ー鶴岡)
11月6日、山形県に一泊旅行に行ってきました。
紅葉は見頃を迎え、天候にも恵まれた最高の秋の行楽日和でした。
まずは東北新幹線はやぶさで仙台へ移動。観光客もだいぶ戻ってきたようで、
9割近い乗車率で盛況でした。
雲一つない快晴。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月5日
絶好のお出かけ日和。
本日朝の東日本新幹線の予約状況。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月5日
はくたかだけ満席になっているのは、黒部峡谷のトロッコ列車に乗りに行く人たちかな。 pic.twitter.com/YFL5Wr5zYK
では私も行こうか pic.twitter.com/9ZQUeDkZ7E
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月5日
東北新幹線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月5日
7B はやぶさ7号
大宮→仙台
E5系U28
ほぼ満席。こんなに乗りのよい新幹線に乗るのは久しぶり。
902、宇都宮通過。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
最高速度320 km/hへ
924、郡山通過。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
大宮~仙台が1時間余りってすごいよね。所要時間だけ見たら通勤圏だもの。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
950、仙台着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
乗客の半数はここで下車。
仙山線は仙台近郊では市内の通勤輸送、全線では仙台~山形の都市間輸送と
異なる性格を併せ持つ路線であり、観光客と地元利用者が同じ列車を使うことに
なるので、仙台発車直後はかなり混雑していました。
作並を過ぎると列車は深い山の中を走るようになり、紅葉に彩られた渓谷が
窓の外を流れていき、目を楽しませてくれます。
県境にある長い仙山トンネルを抜けると、面白山高原駅に到着です。
仙山線は仙台の西側に向かうのに、仙台駅の一番東側のホームから発車するのはおもしろい。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
大きく左にカーブしながら東北本線をオーバークロスし、東照宮駅に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
1034、愛子(あやし)。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
副駅名は秋保温泉口。
敬宮内親王の名前と綴りが同じ駅ですね。
仙山線の仙台近郊区間、明らかに利用者数に対して線路設備が追いついていないんだけど、路線の大部分が斜面、掘割、築堤のために複線化が困難だというのがよくわかった。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
1048、作並。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
作並温泉の最寄り駅。
この辺りからどんどん山の中に入って秘境めいてくる。
仙山線の作並~山寺はマジで人里離れた奥羽山脈ぶち抜き区間なので、車両故障や倒木で立ち往生したら詰みそうよね…
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
面白山高原駅に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
かなりの数のハイキング客が一緒に下車。 pic.twitter.com/mFByiL2IeE
周囲に集落もない、トンネルと渓谷に挟まれた無人駅ですが、
この季節だけは紅葉を楽しむハイキング客で賑わいます。
さらに駅の上に架かる陸橋は、紅葉に彩られた渓谷と列車を一つの構図に
収めることができる、鉄道ファンとしても嬉しいビューポイントです。
この日は紅葉も光量も十分で、最高の写真を撮ることができました。
紅葉に彩られた面白山高原を仙山線の列車が往く
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
2021.11.06 pic.twitter.com/9d0hdIIjmD
面白山高原を通過する仙山線快速列車。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
渓谷に警笛が響き、列車が紅葉の中を駆け抜ける。
2021.11.06 pic.twitter.com/u10gU9FEko
面白山高原駅は普通列車しか停車しないため、通過列車と紅葉の組み合わせを
撮りつつ、列車を待つ間に駅周辺の紅葉川渓谷を散策しました。
鮮やかな紅葉が本当に美しかったです。
面白山高原、紅葉川渓谷。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
極彩色の世界。 pic.twitter.com/x5gXc9xcK4
面白山高原駅。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
奥羽山脈の面白山を貫く仙山トンネル(5361 m)と紅葉川の峡谷に挟まれた位置にあり、山形側にはトンネル火災時の停車目標あり。
一時期は快速列車も停車していたが、現在は普通列車のみが停車する。 pic.twitter.com/8MLt53WXcV
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
1317、山寺。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
立石寺も紅葉が見頃。
観光客も多くて賑やか。 pic.twitter.com/UPaZLGc0ql
1329、羽前千歳。
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ここから山形までは正式には奥羽本線だが、標準軌と狭軌の単線並列なので実質的には別路線になっている。
一見すると複線に見えるので、山形方面に向かう仙山線列車は逆走しているように感じてしまう。 pic.twitter.com/mZfQUn7krS
1336、山形駅に到着。 pic.twitter.com/aKpQ6SAYq2
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
山形駅前から山形自動車道経由の高速バスで鶴岡に向かいました。
山形県内の都市の人口を比較すると、1位が山形市、2位が鶴岡市なのですが、
山形~鶴岡の移動をする人は少ないのか、車内は閑散としていました。
もともと往来は活発ではないのかもしれませんね。
山形市と鶴岡市を結ぶ山形自動車道ですが、まだ全通はしておらず、
快適な高速道路を走行した後に、曲がりくねった国道を抜け、再び高速道路と
変化に富んだ車窓と走りを楽しめる路線でした。
山形駅前から約2時間で鶴岡駅近くのバスターミナルに到着しました。
山交バス 山形~鶴岡線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
山形駅前→エスモールバスターミナル(鶴岡駅前)
山形自動車道を経由し、山形市と鶴岡市を連絡する高速バス。庄内交通との共同運行路線。
県内第1の都市である山形市から次位の酒田市・鶴岡市へ、鉄道で行こうとすると新庄まで大回りしないといけないが、山形自動車道経由の高速バスなら直通でしかも速くて安いのだから選ばない理由が無い。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
紅葉が間近に迫る山形自動車道を往く高速バス。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
月山を眺めながら山形県を横断する。 pic.twitter.com/AFqGBhQOHD
1532、月山パーキングエリアで小休止
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
月山湖。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
寒河江(さがえ)川に建設された寒河江ダムによってできた湖。 pic.twitter.com/zZbHY7Lo3d
山形自動車道はまだ全通していないため、月山ICからはしばらく月山道路(国道112号線)を走る。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
月山道路から望む湯殿山。 pic.twitter.com/FMxLCS122B
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16時過ぎ、湯殿山ICから再び山形自動車道に入る。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
既に庄内地域に入っている。
庄内平野に入った。
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遠くに見えるのは鳥海山。 pic.twitter.com/FPDudlShwh
1619、鶴岡ICで高速道路を下り、鶴岡市街地へ。
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素晴らしい夕焼けだ。 pic.twitter.com/qEdKnpzuMg
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1632、定刻に鶴岡エスモールバスターミナルに到着。 pic.twitter.com/OS2F47aHIF
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
鶴岡に到着後は本日の宿を予約しているあつみ温泉へ移動。
鶴岡からあつみ温泉へは鉄道でも路線バスでも行くことができますが、
鉄道は適当な列車が無かったため、1時間以上かかる路線バスを利用。
鶴岡出発時点で既に日没を迎えていたため、あつみ温泉には完全に暗くなって
からの到着になりました。
庄内交通 温海温泉線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
エスモールバスターミナル→足湯あんべ湯前
鶴岡から温海温泉まで移動。
鉄道なら普通列車でも約30分で着くが、この時間帯は全く列車が無いため、1時間以上かかる路線バスを使うしかない。
市内交通型の路線バスは市街地での寄り道が多く、抜けるまでにかなり時間がかかるのが辛いところ。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
30分走ってまだ隣の鉄道駅にも着いていない。
街灯りが無い夜の海岸沿いの国道を走る路線バスもいいものだ。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
あつみ温泉では「かしわや旅館」に宿泊。創業三百年の老舗旅館だそうです。
昭和初期に建てられたという建物はとても趣がありました。
温海(あつみ)温泉に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
本日のお宿、とても趣があってよき。 pic.twitter.com/XYeLhhrEQZ
館内やお食事、お風呂はとても家庭的で、どことなく田舎のおばあちゃん家の
ような雰囲気。
豪華なお料理、きれいな露天風呂がある一流旅館もいいですが、こういう
よい意味で古くて不便さの残る旅館もいいものです。