秋の山形を巡る旅 2日目(温海ー新庄ー古川)
山形県への1泊旅行2日目はあつみ温泉から。この日も朝から快晴でした。
あつみ温泉で迎えた朝。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月6日
空気がひんやりしていて気持ちいい。 pic.twitter.com/iE436m2YUH
あつみ温泉の温泉街を散策。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
開湯1200年の歴史ある温泉。温海(あつみ)川の川沿いに温泉街が形成されている。
海岸近くにあるJRのあつみ温泉駅からは少し離れている。 pic.twitter.com/FaRmMifILe
路線バスでJRのあつみ温泉駅に出ましたが、列車との接続があまりよくなく、
次の列車まで40分以上あったので、駅近くの海岸まで出てみました。
冬になれば荒れる日本海もまだ穏やかな季節。蒼い日本海が綺麗でした。
国道7号線のあつみ温泉入口付近。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
快晴の青空と蒼く穏やかな日本海。
水も透き通っていて綺麗。 pic.twitter.com/egPidREJH1
日本海に流れ込む温海川の河口部。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
奥に見えるのは粟島か。 pic.twitter.com/1ZuVzrEj8p
羽越本線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
1M 特急いなほ1号
あつみ温泉→鶴岡
E653系U102
短距離だが適当な普通列車が無いので、特急自由席を利用。
鶴岡駅前からは路線バスに乗り、加茂水族館に行ってみることにしました。
加茂水族館は元は鶴岡市の小さな水族館でしたが、来館者数の低迷から
集客のために始めたクラゲの展示が人気を博し、ギネスブックへの登録や
クラゲ由来の緑色蛍光タンパク質の研究で下村脩博士がノーベル賞を受賞した
ことでさらに注目を集め、今では世界一の「クラゲ博物館」になっています。
クラゲは女性や子供にも受けがいいのか、この日もなかなかの盛況でした。
確かにクラゲは一部の種を除くと小型ですし、動きも可愛らしい。
それでいて独特の形態をしていて幻想的・神秘的な雰囲気があり、
見ていて癒される気がします。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
鶴岡の街、鶴ヶ岡城の城趾公園の周りに藩校(致道館)、市役所、博物館、美術館が密集していて城下町の王道という感じ。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
鶴岡市は鉄道の駅が市街地から離れていて、駅前の様子だけで街の規模を判断してはいけない例の一つ。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
閑散とした駅前から市中心部に進んでいくと賑やかさに驚く。
これは隣の酒田市も同様。
鶴岡市立加茂水族館。
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当初は地方の小さな水族館だったが、来館者数低迷の対策として始めたクラゲの展示が注目を集め一躍有名になった。
常時60種以上のクラゲを展示する世界一のクラゲ博物館。 pic.twitter.com/fCpiWfI4eN
加茂水族館で展示されている幻想的なクラゲたち。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
ここでしか見られないクラゲも多い。
ずっと見ていたくなる… pic.twitter.com/P9eC3p2cgq
エチゼンクラゲちゃん、(小さいうちは)こんなにかわいい pic.twitter.com/lnugAwhQEQ
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
余目駅からは陸羽西線を走る快速列車「最上川」に乗車しました。
鶴岡駅。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
駅舎は2014年にリニューアル。
味気無いコンクリート駅舎だったものに現代の外装材を貼り付けてレトロ風に仕上げている。
古い駅舎を恒久的に残すのは困難だし、こういうのもありだと思う。 pic.twitter.com/4G1ovchePo
羽越本線
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225M 普通
鶴岡→余目
701系N33
閑散とした車内
701系の中でも秋田にいる初期の編成はもうアラサーだからなあ(1993年登場、209系と同世代)
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
化粧板などの劣化が目立つようになってるね。
陸羽西線
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3132D 快速「最上川」
余目→新庄
キハ110系 112-213 + 111-213
座席は概ね埋まっているが混雑は大したことない感じ。
快速「最上川」は酒田~新庄に1往復だけ設定されている快速列車です。
特に上り便は酒田からの新庄まで途中3駅にしか停車せず、最高速度は95 km/hと
まるで特急のような走りをします。
陸羽西線は狩川駅を過ぎると山形県最長の河川である最上川に沿って
走るようになり、穏やかな最上川の流れと見頃を迎えた紅葉の組み合わせを
眺めることができました。
紅葉に彩られた穏やかな最上川の流れに沿って走る。 pic.twitter.com/73Q4H5KGw9
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
最高95 km/hで陸羽西線を爆走するキハ110系に惚れる。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
快速最上川は余目~新庄で表定速度が70 km/hを超えるのだからすごい。 pic.twitter.com/TBMzikugyp
1453、新庄に到着。
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意外なことに新庄から東京方面に向かう場合、
・直通の山形新幹線
・陸羽東線→古川乗り継ぎで東北新幹線はやぶさ
は所要時間がほぼ同じ pic.twitter.com/8rwJ9DW8HG
新庄駅からは陸羽東線の臨時快速列車「快速湯けむり号」に乗車。
この列車は土休日と大型連休時のみ運転される列車で、基本的には指定席を
中心とした編成になっています。沿線に温泉が多い陸羽東線を走ることから、
温泉客の移動に使いやすい時間帯に1往復だけ運転されています。
指定席車にはリクライニングシートを装備した編成が使われており。
ローカル線を走る列車でありながら快適に移動することができます。
上り便は新庄駅で快速「最上川」とも接続しており、両列車を乗り継げば
酒田と仙台が約3時間40分が結ばれ、かつての陸羽横断急行列車を彷彿と
させるのも鉄道ファンとしてはおもしろく感じるところですね。
さらに新庄駅の発車は山形新幹線の観光列車「とれいゆつばさ」と同時。
これは担当者が狙ってダイヤを組んだとしか思えません。
陸羽東線
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8728D 快速「快速湯けむり号」
新庄→古川
キハ110系 112-3 + 111-3 + 110-240
指定席車は通常は快速はまゆりに使われているリクライニングシート装備車で、東北DC特別塗装。
新庄駅をとれいゆつばさと同時発車だった。 pic.twitter.com/NesWqQoiAs
1527、最上駅に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
対向の727D普通と交換。
陸羽西線の快速最上川と陸羽東線の快速湯けむり号は新庄駅で接続し、酒田と仙台を3時間40分で結ぶ陸羽横断列車を形成している。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
かつて存在した急行「もがみ」を彷彿とさせる。 pic.twitter.com/NofYINIsZf
1536、赤倉温泉。
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知名度では妙高高原の「赤倉温泉」の方が上なので、間違えて来てしまう人はやっぱりいるんだろうか?
1543、堺田通過。
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この駅は奥羽山脈の分水嶺にあり、山形県と宮城県の県境も近くにある。
鳴子温泉駅の手前では紅葉で有名な鳴子峡を渡りますが、まさに紅葉シーズンと
いうことで、今にも停まりそうな速度で徐行してくれました。
鳴子峡に架かる鉄橋を通過。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
停まる寸前のような速度で徐行してくれた。 pic.twitter.com/q6GN2n4lFJ
1600、鳴子温泉駅に到着。
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夕陽に照らされていい雰囲気。
空席が多かった指定席もこの駅で概ね埋まった。 pic.twitter.com/2b6ERoDZoW
1611、川渡温泉。
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読みは「かわたび」なのね。
ずっと「かわたり」だと思ってた。
川渡温泉駅から池月駅までは長い下り勾配になっており、滑り落ちるように下っていく。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
エンジンが沈黙して静かになり、電車に乗っているよう。
1628、岩出山にて対向の1735D普通の交換待ち
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1644、古川に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
ちょうど日没を迎えた。
快速湯けむり号は仙台まで直通するが、古川で降りて新幹線に乗り継げば、仙台乗り継ぎより30分以上早く東京に到着できるのでここで下車。
日没とほぼ同時に古川駅に到着。上りの新幹線で帰路につきました。
1644、古川に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
ちょうど日没を迎えた。
快速湯けむり号は仙台まで直通するが、古川で降りて新幹線に乗り継げば、仙台乗り継ぎより30分以上早く東京に到着できるのでここで下車。
東北新幹線
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110B はやぶさ110号
古川→大宮
E5系U36 + E6系Z13
盛岡はやぶさ(盛岡~仙台が各駅停車)でまさかの17連。
1721、仙台に停車。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2021年11月7日
空席が多かったところも仙台からの乗客でほぼ満席に。
今回の旅はお天気に恵まれ、紅葉もまさに見頃という絶好のタイミングであり、
行き先々で秋の素晴らしい景色を見ることができました。