四万温泉で日常を忘れて…

1月10日、群馬県四万温泉に一人旅に行ってきました。

もちろん感染対策をしっかりとして。

とある有名旅館に予約を入れたのですが、例年なら満室のところ、

直前でも簡単に予約とれたのですよね。不思議だなー(棒)

週の初めに緊急事態宣言が出たこともあり、キャンセルが出たのでしょうか。

空いている列車、個室に一人泊、食事も距離をとって静かに、なら

温泉に行くのも問題ないと思いますけどね。

 

大宮駅からは特急「草津3号」に乗車。

例年の1月の連休であればほぼ満席のはずですが、

本日は超が付くほどのスカスカぶりで驚きました。

緊急事態宣言の効果は恐ろしい。

四万温泉への最寄り駅である中之条で下車。

私以外にも10人近い乗客が降り、全員がバスのりばへ。

駅前からは関越交通の路線バスにのり、四万温泉までは40分ほどです。

そのまま直行してもよかったのですが、まだ時間も早かったので

途中の四万湖で途中下車。

四万(しま)湖に来たので、はいふりの立石志摩(しま)ちゃんと記念撮影。

四万湖は「四万ブルー」と呼ばれる青い水の色が特徴的です。

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四万温泉では「積善館」に泊まりました。

創業は江戸時代前期の元禄7年という歴史ある旅館です。

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四万温泉「積善館」。建物は群馬県重要文化財に指定されている。

そしてこの建物はあのジブリの大ヒット映画「千と千尋の神隠し」に登場する

湯屋のモデルともいわれており、日本では現存最古の「湯屋建築」であり、

群馬県重要文化財にも指定されている貴重なものです。

本館は昔の「湯治場」時代の趣をなるべく損なわないように、

なんと岩風呂が「混浴」になっています。

尤も小心者の私には混浴風呂に突撃する度胸はありませんでしたが(笑)

ちなみに現代のスタイルに合わせた男女別露天風呂付き大浴場もあり、

こちらも素晴らしいものです。

そして日没後には本館がライトアップされ、アニメの世界のような

美しい光景が眺めることができます。

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日没の積善館

レトロで趣のある館内を探検していると創作欲が湧いてきたので、

はいふりカメラ」でストーリーを作ってみることにしました。

題して「タマとメイの神隠し」!

いいねいいね、楽しい!

やはり旅先で好きなことを自由にやるのはいいですね。

日常のストレスやネガティブな情報から解放されます。

 

昔ながらの趣が残る館内の雰囲気もさることながら、

有名旅館だけあって夕食とお風呂、そして翌日の朝食まで

全てが素晴らしく、すっかり魅了されてしまったのでした。

自分が一人で静かにこんなにも楽しめる体質と環境だったのは

本当に幸せだと思いました。