秋の岐阜県清流紀行
11月22日から23日にかけて秋の岐阜県を鉄道で巡ってきました。
さて、そろそろ出発いたしましょう
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月22日
北陸新幹線
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509E かがやき509号
F15
大宮→富山
かがやき509号、乗車率は6割程度。
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連休の真ん中で停車駅の少ないかがやきなら、普段からこれくらいではないかな
実際、北陸新幹線の旅客は半分以上が長野以南の利用者だからね。特に軽井沢
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月22日
かがやきが満席になるような日は確実にはくたか・あさまは自由席エクストリーム状態になってるから、かがやきは空いている方が利用者的には最適なのよ
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月22日
糸魚川付近から望む日本海の車窓
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。
車掌さんが「首都圏から最短の日本海」と案内していた。 pic.twitter.com/gchHv1agzD
富山駅に到着。
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自分は金沢よりも富山に来る機会が多いな
今回はグリーン車の切符を買いました。
特急「ひだ」の富山発着編成に連結されるグリーン車「キロ85」は
2+1のゆとりある座席配置となっており、先頭になる下り列車の場合は
パノラマな前面展望が楽しめます。
今回は上り列車なので前面展望は見られませんが、側面の窓も大きいので
車窓の風景を存分に楽しむことができます。
高山本線は北は神通川、南は飛騨川に沿って走るため、山と川が織りなす
渓谷美をほぼ全線に渡って観ることができ、乗っているだけでも飽きない
路線です。紅葉は見頃過ぎといった感じでしたが、ここ数週間は晴天が
続いたことから川の水が穏やかに澄んでおり、癒される風景でした。
高山本線
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1034D 特急ひだ14号
キロ85-4
富山→下呂 pic.twitter.com/uRaENeMV02
特急ひだのグリーン車、キロ85。
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ゆとりある2+1配置、座席部分が嵩上げされたセミハイデッカー、大きな窓、二重カーテンといったわかりやすい特別感がいい。 pic.twitter.com/Bt8C0Arlgn
1340、猪谷発車。
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これよりJR東海区間に入り飛騨地域を走っていく
1353、打保(うつぼ)駅で運転停車。
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対向の特急ひだ7号の待ち合わせ。
神通川に沿って南下。
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飛騨地域では「宮川」と呼ばれている pic.twitter.com/xR4ICdCS4J
1422、飛騨古川発車(3分遅れ)
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偶然にもHC85系の試運転列車と遭遇 pic.twitter.com/OvJe6ch2jf
お、リンゴ畑だ。
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飛騨でもリンゴ作ってるんだね
飛騨地域の中心都市、高山に到着。
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乗客が増えるため、岐阜側に増結が行われる pic.twitter.com/o3rhcIdNSj
JR東海の方式なのか、特急ひだは増結作業中は動かない方の編成も一旦ドアを閉めるんだな。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月22日
万が一、連結時に転動が起こったら危ないからってことかな
岐阜方に4輌増結し、1443に7連で高山を発車(3分遅れ)
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おかしい…
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月22日
昨日切符を買ったときは確かにグリーン席は7割発売済みだったはずなのに、どう見ても3割しか乗っていない…
1455、久々野(くぐの)で運転停車。
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対向の特急ひだ11号の待ち合わせ。
向こうも4分遅れているらしく、単線特有の遅延の連鎖パターンに入っている
久々野では対向の普通列車も待避していたが、この普通列車、時刻表を見るとこの駅で20分以上停まっているらしい
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どうやらこの普通列車、久々野で
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下り特急1031D 待避
上り特急1034D 交換
上り普通1718C 交換
を全部まとめて行うらしく、高山駅まで13kmという地点まで来ながら20分以上の長時間停車を強いられるという…
高山からは飛騨川に沿って走る。
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飛騨地域では「益田川」と呼ばれる pic.twitter.com/j8fAmSba66
途中の下呂で下車し、温泉街を散策しました。
下呂温泉は若い世代の取り込みに成功した温泉の一つで、
駅前も温泉街も若い人たちであふれていたのが印象的でした。
昨今は新型コロナウイルス騒ぎによる外出自粛の影響で苦しむ温泉地は
多いようですが、客層の中心が若い世代のところはまだ影響は
抑えられているのかもしれません。
下呂や高山は首都圏・中京・関西の三大都市圏全てからアクセスしやすいと
いうのも強みですね。
下呂駅に到着。 pic.twitter.com/633wgJWDnp
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下呂温泉は若い層に人気だとは聞いていたけど、まさにその通りだった。
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駅前から温泉街まで歩いているのは若者ばかりで新鮮な雰囲気
夕方の下呂温泉 pic.twitter.com/HqjwneSxSR
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すごい!
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大阪行き編成を併結する特急ひだ16号、10連のフル編成だ…
下呂駅の手前に架かる第六益田川橋梁を渡る特急ひだ
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日没が近づき車内の灯りが映える pic.twitter.com/t6UWVnTcOm
日没の下呂温泉
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川面に映る幸せな光… pic.twitter.com/BPJADcLl4a
ここまで写真上げておきながら、下呂温泉には泊まりません。
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直前になってもどこも予約でいっぱいだったの…
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1741、焼石で運転停車。
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対向の特急ひだ15号の待ち合わせ
下呂駅は上下線とも基本的に改札口直結の1番線から発着するようにしているため、隣の焼石駅で交換するパターンが多いんだな。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月22日
隣駅といっても13km離れているのだが pic.twitter.com/1qB8zMfR3C
山岳区間を抜けて濃尾平野に入ると、高山本線高速化の真髄を感じられる区間に。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月22日
高速対応の両開き分岐器を通過する際の振動はなかなか慣れない
高山本線の高速対応区間、高速用両開き分岐器のお陰で特急列車は100~110km/hを保ちつつ突っ走れるのだが、駅に近づいても通過の場合は速度が落ちないので、前触れもなく体が左右に振られて「ひっ」てなる
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1841、岐阜駅に到着(3分遅れ)
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名古屋方面に向かうにはスイッチバックが必要だが、運転士と車掌は動かずにそのまま役割を入れ替えているのね。到着後すぐに発車していった。
この日は岐阜市内の少しお値段高めのシティホテルに宿泊。
Go to トラベルキャンペーン中なので有効に使わないとね。
岐阜駅前から市内ループバスに乗って今日の宿へ。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月22日
今回はちょっとお金を出してシティホテルに
結婚式にも使われるようなホテルはやっぱりすごいですね。
ちょっと気が大きくなってホテルのラウンジで夕食を摂りました。
「まあ宿泊代〇千円値引きされてるし…」と思うと、普段なら値段の高さから
躊躇してしまうところにもお金を使ってしまうんですね。
Go to トラベルキャンペーン恐るべし。
翌朝の朝食もビュッフェ方式ではなく豪華なお膳で出てきましたし、
ビジネスホテルでは味わえない待遇です。
本日は岐阜駅から
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月22日
高山本線
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3707D 普通
キハ25 P4+P101
岐阜→美濃太田
前2輌が転換クロスシート、後2輌がロングシートというおもしろい編成
那加駅で上りの特急ひだ2号と待ち合わせ。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月22日
相変わらず、単線なのに通過速度おかしいって思う
美濃太田に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
前2輌はこのまま太多線の普通列車になるとのこと
美濃太田駅からは長良川鉄道に乗車します pic.twitter.com/oZvkRDK3KW
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
長良川鉄道は国鉄越美南線を引き継いで発足した第三セクター鉄道です。
本数は1~2時間に1本、普通列車のみで片道約2時間というローカル線であり、
終点で別路線への連絡もないことから往復で乗るしかない。
特に日没の早いこの季節、往復で車窓を楽しむには午前から乗らないと
厳しいことから、今回の旅程のメインとして組み込みました。
長良川に沿ってのんびりと走るローカル線。
越美連絡の計画は打ち切られ、国鉄からは赤字路線として切り離され、
並行して東海北陸自動車道も建設されるという厳しい経営環境に
ありながら、観光列車の運行などで観光客を呼び込むことでなんとか
存続しているようです。
この日は朝からよい天気となり、秋の陽射しを反射してきらめく
長良川の景色は素晴らしいものでした。
長良川鉄道はヤマト運輸と連携し、客貨混載列車を運行している。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
ちょうどネコロジー特別塗装車に当たった。 pic.twitter.com/l9H50qSmaj
長良川鉄道 越美南線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
5レ ゆら~り眺めて清流列車1号
ナガラ305+ナガラ303
美濃太田→北濃
地元利用でも観光にもちょうどいい時間のためか、2連で座席が全て埋まるほど
長良川鉄道の運行する路線の正式名称は国鉄時代と同じ「越美南線」なのね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
国鉄・JRから第3セクターに引き継がれた後も路線名が変わらないというのは珍しい。
富加(とみか)で観光列車「ながら」と交換
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
長良川鉄道の拠点駅である関(せき)駅に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
ここが刃物の街、美濃関か pic.twitter.com/bZGAs8zXc3
15km/h徐行区間なんて初めて見た…
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
美濃市から北は長良川に沿って走る。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
最初の鉄橋、第一長良川橋梁。
穏やかな水面に秋空が映る。 pic.twitter.com/OhanRB2Qzq
第三長良川橋梁
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
昭和3(1928)年の開業時から架かる橋 pic.twitter.com/NVPiEeYDZ7
第五長良川橋梁
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
この橋梁の中央トラスは東海道本線の大井川橋梁の架け替えの際に転用されたもの pic.twitter.com/CZbhnJNJ2w
郡上八幡(ぐじょうはちまん)駅に到着。郡上藩の城下町。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
駅舎は有形文化財に登録されている。
この駅で後ろの車輌を切り離し、単行となって終点の北濃へ向かう pic.twitter.com/ZWr3iOKJEt
東海北陸自動車道が長良川鉄道にほぼ並行する形で通っている。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
川に沿って蛇行する単線の鉄道に対し、トンネルやコンクリート高架を多用してほぼ直線の4車線の高速道路。
建設時期が60年以上違うとはいえ、あまりにも格差がある… pic.twitter.com/gM4Z34RT0k
長良川鉄道の終点、北濃(ほくのう)駅に到着。 pic.twitter.com/LZcu66q6BC
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
ラーメンやみそカツ定食を食べることができます。
私の他にも20人近い鉄道ファンが乗ってきていて、写真を撮ったり
食事を摂ったりしていました。
こういうの、「終着駅効果」っていうんですかね?
北濃駅で20人くらい降りたが、全員が駅の周りに留まっている辺りから客層をお察しいただきたい
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
越美南線は計画ではさらに北に伸ばして越美北線と繋げる計画だったようだけど、ここから先は長大トンネルぶち抜かないと無理でしょこれ…
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
北濃駅
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
蒸気機関車の時代に使われた転車台が残る。
駅舎には食堂があり、食事に難儀することはないのはありがたい pic.twitter.com/pnwcbrcLyH
長良川鉄道 越美南線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
12レ 普通
ナガラ305
北濃→美濃太田
行きと帰りで乗客の顔ぶれが同じなの不思議だなー(棒)
線路の先に立ちはだかる山脈に延伸を断念し、越美連絡の役割は高速道路が引き継いだ。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
そんな越美南線の悲哀を表したような1枚。 pic.twitter.com/exdgrSfb8T
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
太多線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
3636D 普通
キハ75-1205+1305+1304
ローカル線なのにオール転換クロスシート車の3連とは贅沢な…
ガラ空きのローカル線で転換クロスシートに小春日和の陽射し。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
これは最高のお昼寝空間じゃないですか… pic.twitter.com/VO9WzBIMfl
多治見に近づくにつれて乗客が増えていく
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
中央本線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
1014M 特急しなの14号
A203+A4
多治見→名古屋
普通列車に乗るつもりだったけど、ちょうど特急がやってきたので自由席に飛び乗り。
名古屋駅に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
名古屋からは東海道新幹線で帰りの途に着きます。
いくら秋の3連休とはいえ、新型コロナウイルスの騒ぎで外出自粛を求める
勢力があり、外国人観光客はまだ戻らず、のぞみ12本ダイヤも始動した
この状況なら東海道新幹線もかなり空きがあると読んでいたのですが…
なん…だと…? pic.twitter.com/ySHXh524Lg
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
はい、まさかの全列車指定席満席です。
仕方なく自由席の切符を買いホームに上がると、幸いにもちょうど
到着した「ひかり」号が自由席にだいぶ余裕がある状態。
しかも名古屋からの停車駅が「のぞみ」とほとんど変わらない少ないタイプ。
東京駅までゆったりと座っていけました。
自分は旅先で結構「ツイている」気がします。
うわあ…甘く見てたな
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
訪日観光客無し&のぞみ12本ダイヤで全便満席とは…
ひかりの自由席はまだ余裕があった。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
みんな意外とひかりが遜色ないくらい速いことを知らないのかな?
ひかりの自由席はまだ余裕があった。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
みんな意外とひかりが遜色ないくらい速いことを知らないのかな?
東海道新幹線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
ひかり656号
名古屋→東京
名古屋~新横浜で豊橋にしか停まらない列車なので、のぞみとほとんど変わらない
豊橋から意外と乗ってきて、自由席の乗車率9割超
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
小田原駅、定時通過。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
1812、東京駅に定時到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年11月23日
駆け足気味の旅程になってしまいましたが、一度乗ってみたかった
長良川鉄道に全線乗車できたので満足です。