護衛艦「もがみ」進水

令和3年3月3日、3並びの雛祭りの日。

三菱重工業長崎造船所で建造されていた新型FFMの1番艦が進水式を迎え、

護衛艦「もがみ」と命名されました。

建造中にガスタービンエンジンの試験トラブルで工事が遅れてしまい、

2番艦である「くまの」が先に進水することになりましたが、

艦級は1番艦の名前を使うことから、今後は「もがみ型護衛艦」と

正式に呼ぶことになります。

ちなみに艦名としての「もがみ」の採用は海上自衛隊としては

2回目となりますね。

「くまの」進水のときも同様に間違って認識している方がいましたが、

帝国海軍の重巡「最上」は今から2代前ですね。

先代は、いすず型護衛艦の2番艦「もがみ」DE-212ですが、

おもしろいことに先代の「もがみ」も三菱長崎で建造されています。

次世代の護衛艦タイプシップとして活躍を期待しています。