大寒波到来、日本海側で大雪

12月になっても暖冬傾向が続いていた日本列島ですが、

第3週に入って大寒波がやってきました。

日本海側では12月としては異例の大雪になりました。

突然の大雪によって関越自動車道では1000台以上の自動車が

立往生するなど、物流の混乱も起こりました。

上越新幹線だけは雪なんてなんのそので平常運転だったようですが。

 

一方で関東は快晴のカラカラ状態。雪なんてどこにも無い。

警戒心のない私は、わー雪だーちょっと見てくるかーと

12月19日の朝、上越新幹線に飛び乗ってしまったのでした。

高崎までは快晴の空の下、雪の欠片もない関東平野を走っていたのですが、

上毛高原駅付近では空は曇り、山に雪が積もっており、

清水トンネルを抜けると、一面の銀世界どころか猛吹雪の中でした。

冬の上越新幹線は車窓の変化に驚かされます。

長岡駅で新幹線を降り、信越本線の特急「しらゆき」に乗りかえて

直江津へ向かいました。

途中の鯨波青海川ではまさに「冬の日本海」といった感じの車窓を

眺めることができました。

直江津駅の駅前で海鮮丼の昼食を摂り、続いて

えちごトキめき鉄道 妙高はねうまラインに乗りました。

新井駅の辺りまでは雪もそほど多くなく、これくらいなら大丈夫と余裕を

こいていたのですが、信越国境の山中にさしかかるといよいよ大雪に。

外は吹雪でホワイトアウト

線路もどこにあるのかわからない状態になっており、

あれ、これヤバいんじゃない?とここで急に不安になり

内心ドキドキしていました。(そもそも行くなという話ですね)

列車はやや遅れたものの妙高高原駅に無事にたどり着き、

ほっとひと安心でした。

妙高高原からは、しなの鉄道 北しなの線に乗り継いで長野駅へ。

115系の新長野色、S15編成でした。

黒姫駅辺りまで下りてくると雪も少なくなり、空に晴れ間も見えました。

長野盆地が近づく頃には穏やかな雪景色となり、先ほどの大雪が

嘘のような感じになっていました。

雪というのは標高や地形によって大きく積もり方が違うということを

改めて実感しましたね。

なお、この後に信越国境は再び雪が強まり、夕方には

妙高はねうまライン北しなの線ともに運転見合わせになったため、

自分はなかなか危ないところをすり抜けていたことになります。

12月から大雪となった日本海側ですが、年明けはどうなるのでしょうか?