野岩鉄道 紅葉紀行
10月31日、気持ちのよい快晴となった10月最後の土曜日、
まあ人によってはハロウィンとかで盛り上がっていたようですが、
私はひとり野岩鉄道に乗ってきました。
元は国鉄野岩線として日本鉄道建設公団によって建設が進められ、
現代の建設技術を駆使して、人口の少ない山間を走る路線としては
不釣り合いなほど頑丈で直線的な線路が敷かれています。
ちょうど沿線の川治温泉が紅葉の見頃を迎えたとのことで
3週続けて日光市に向かうことになりました。
今日はいい天気。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月30日
本日は川治温泉方面に
はろうぃんってなんですか?
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月30日
一日に1本だけの南栗橋始発、新藤原行きの普通列車に乗車。6050系のリバイバルカラー編成。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月30日
終点の新藤原で会津方面の列車に接続するためか、普通列車なのにやけに混雑している
野岩鉄道の「野岩(やがん)」は、栃木県の旧国名「下野」と福島県西部の旧国名「岩代」からとっているんですよね
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月30日
残念ながら「岩代(いわしろ)」は旧国名の中では知名度が一番低い気がする。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
現在の地域名でいえば会津、福島、二本松、白河などが含まれるが、「岩代」でまとめてしまうと扱いづらいというのはありそう。
旧国名は地域のアイデンティティでもあるから、駅名や地域の名産品につけられることも多いんだけど、「岩代」はそれが弱いのよね。特に会津地域は会津!会津!だし
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
国鉄は駅名被りを避けるために後からできた駅には旧国名をつけて区別することが多かった(武蔵小金井、陸前高田など)が、「岩代」の場合は福島交通飯坂線の「岩代清水」しかないのよね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
なお只見線の場合は一地域名の「会津」が片端から駅名につけられた
乗客の多くが下今市で下車して、鬼怒川線内に入ってからはガラガラに
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
新藤原に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
野岩鉄道の普通列車に乗り換え。
野岩鉄道所属の6050系2連
駅窓口は休止していましたが、観光客も戻ってこようとしている
観光シーズンの時季にこの対応はどうなのかと。
もしくは窓口を開ける必要性がないほど普段の利用者が減っているのか。
実際、駅前にはほとんど人がいませんでしたし。
フォローを入れておくと、川治温泉郷へのアクセスは
「川治温泉」駅よりも一つ隣の「川治湯元」駅の方が近いのです…
川治温泉駅に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
駅窓口は休止中だった。 pic.twitter.com/2nIPAMiogN
鬼怒川温泉の衰退はよく言われているけど、川治温泉はそれ以上に残念な状態だから…
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
川治温泉駅から川治湯元駅まで温泉街を歩きながら、久しぶりに駅以外での
鉄道撮影をしました。
そしてその上をとことこ走って往く短い編成の列車。
これこそが「野岩鉄道らしさ」なのです。
野岩鉄道 会津鬼怒川線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
第二鬼怒川橋梁 pic.twitter.com/iQz7zSQHYZ
紅葉に彩られた第二鬼怒川橋梁を往く
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
特急「リバティ会津」
川治温泉~川治湯元
2020.10.31 pic.twitter.com/Vfb6PVf5AO
紅葉に彩られた第二鬼怒川橋梁を往く
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
特急「リバティ会津」
川治温泉~川治湯元
2020.10.31
(彩度調整ver.) pic.twitter.com/ldgKtptDyY
川治温泉
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
紅葉が見頃になったばかり pic.twitter.com/pjGNqWVSsj
野岩鉄道 会津鬼怒川線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
第一鬼怒川橋梁 pic.twitter.com/vJ2V4sgMlk
青く高い秋の天を渡る、野岩鉄道 会津鬼怒川線の第一鬼怒川橋梁。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
近くで見ると迫力がすごい。
当時の鉄道建設公団は大変なものを造ってしまったものである。 pic.twitter.com/G47IwFmQlS
野岩鉄道 第一鬼怒川橋梁
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
青く高い秋の空、短い編成の列車が天を渡る
川治温泉~川治湯元
2020.10.31 pic.twitter.com/YBUAE1XwKT
続いて隣の駅となる湯西川温泉駅に移動。
駅の玄関を出ると、すぐ目の前に紅葉に彩られた湯西川のパノラマが
広がるのが素晴らしいです。
ここでも湯西川に架かる鉄橋を渡る列車を撮影しました。
湯西川温泉駅に到着。 pic.twitter.com/Hx1UUn9GTI
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
野岩鉄道 会津鬼怒川線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
湯西川橋梁 pic.twitter.com/PzFSU4p2JS
湯西川
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
五十里湖と繋がる場所なので流れは緩やかで湖のよう pic.twitter.com/11NzppjFzR
夕陽に照らされ紅葉が輝く pic.twitter.com/siyDaWILE3
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
紅葉と調和した湯西川橋梁を往く
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
快速「AIZUマウントエクスプレス」
湯西川温泉~中三依温泉
2020.10.31 pic.twitter.com/2WShsKNHHQ
湯西川橋梁のようにトラス橋の両端がトンネルに直接つながっている例ってあまりないのではないかと。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月31日
連続するトンネルの間にパッと大きな川が広がるのがとてもよい。 pic.twitter.com/O66Zmgm9dG
紅葉の色づきを見ると、少しばかり来るのが早かったような気がしますが、
緑が残ってカラフルなのもまたよいものです。
今年は近場の日光市域の紅葉をしっかり観ようと思っていたので、
実現できてよかったです。
秋の奥鬼怒を探訪
先週は奥日光を訪れたので、今週は奥鬼怒を訪れました。
日光エリアと鬼怒川エリアは地理的・気候的にも近いため、
ほぼ同じ頃に観光シーズンを迎えるのです。
紅葉の見頃情報を眺めていたら「瀬戸合峡」という場所が紹介されていて、
そこに写っている紅葉がとてもきれいだったので、
ちょっくら行ってくるか!と出かけたのでした。
行きの電車は先週と同じ東武の急行電車。
さて本日も日光方面へ。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月23日
先週と同じ曜日、同じ電車だが、天気が悪くてガラガラだった先週とはうって変わり、晴れとなった今日は満席状態。
JRとの乗り換え駅でさらに乗客が増え、立ち客も出る状態(なお車両は2ドアのボックスシート)
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月23日
この電車は東武日光始発の新藤原行きでした。
東武ローカルの東武日光→下今市→新藤原スイッチバック運用は趣味的にはおもしろいのだが、運用的には何かメリットがあるんだろうか?
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
観光客の日光↔️鬼怒川温泉の移動のためだと思っている。下今市で階段を使って乗り換えるのは面倒だからね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
鬼怒川温泉駅に到着 pic.twitter.com/b032eW7cSS
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
鬼怒川温泉駅からは栃木県道23号線を走る日光市営の路線バスに乗車。
この路線バスは本数が少なく知る人ぞ知る路線。
終点まで走る便は1日4往復しかないので、乗り遅れたらおしまいです。
客層は終点の温泉や登山に向かう観光客が主なようで、
ちょうど座席が埋まるくらいの乗りでした。
鬼怒川に沿って瀬戸合峡の最寄りまで乗車します。
日光市営バス 鬼怒川温泉女夫渕線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
鬼怒川温泉駅→川俣平家塚
栃木県道23号川俣温泉川治線を走る路線バス
全区間を走り通す便は1日4往復しかない
川治温泉までは鉄道と並行、これより西に折れて栃木県道23号線に入り、鬼怒川に沿って上流域へ
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
川治ダム
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
紅葉は色づき始め pic.twitter.com/Tp1hatdRuI
道も狭くなり山間へ pic.twitter.com/Z5TRRCOccz
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
青柳車庫前(栗山ふる里物産センター)で10分間のトイレ休憩 pic.twitter.com/pHBmFwKNPm
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
山間を走る長距離路線バスの物産センターでのトイレ休憩っていいよね
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
所々で道幅が極端に狭く、対向車とギリギリですれ違うのが恐いんですが
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
対向車から見れば「こんなところをバスが走ってくるの!? 」って感じだよな
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
鬼怒川温泉駅から途中トイレ休憩を挟みつつ、1時間と少しで到着。
川俣ダムとそれによって造られた川俣湖、
鬼怒川の激流によって形成された瀬戸合峡の周りを散策しました。
紅葉が最盛期を迎えていて美しい峡谷美を堪能することができ、
・ダムに工事用クレーンといった治水のための工業物、
・紅葉に断崖といった自然の芸術、
・観光目的のためだけに造られた吊橋
の組み合わせにもおもしろさを感じました。
川俣湖
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
鬼怒川ダム群の中では最も上流にある川俣ダムによって造られた湖。
紅葉が最盛期を迎えています。 pic.twitter.com/r3ek86Okvm
ではこれより約460段の階段を往復します pic.twitter.com/hebHn5r6sU
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
川俣ダム
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
1966年完成、ドーム型アーチ式で高さ117 m
現在補強工事が行われている pic.twitter.com/JULaM1bYF8
渡らっしゃい吊橋
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
足がすくみそう pic.twitter.com/xMqFYNvKoC
鬼怒川の上流に位置する瀬戸合峡(せとあいきょう)
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
紅葉に彩られた高さ100m級の峡谷 pic.twitter.com/wco8k5Ng4u
瀬戸合峡
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
紅葉と吊橋と工事用クレーン
「風情が台無し」と見るか
「今年だけの貴重な光景」と見るか
個人的には自然と工業物の組み合わせには不思議な魅力を感じる pic.twitter.com/KZhJZJtSjm
ダム補強工事のため、大型クレーンと紅葉の組み合わせが見られた瀬戸合峡。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
ここは旅行誌にも載る有名な撮影地で、期待した写真が撮れずにがっかりした人も多いはず。
でも私はこういう「絶対に旅行誌には載らないイレギュラーなものが写り込んだ観光地の写真」って好きなんですよね pic.twitter.com/kscaaWKIJx
2時間ほど滞在した後、せっかくなので路線バスの終点の女夫渕まで乗車。
「女夫」と書いて「めおと」と読むそうです。
確かにこちらの方が「夫婦」と書くよりも自然ですね。
川俣湖の湖畔を走り、紅葉の森に埋もれるように営まれている川俣温泉で
温泉客を下ろし、栃木県道23号線の終点へ。
せっかくなので、このまま路線バスの終点まで行くことに
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
空が曇ってきた
日光市営バス 鬼怒川温泉女夫渕線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
川俣平家塚→女夫渕
マイクロバスだった
そうか、日光市営で運行されているこの路線バスは、川俣温泉への送迎バスを兼ねているのね
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
川俣温泉は紅葉が真っ盛り
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
あ~いいなーこんな景色の中で温泉に入りたい…
奥鬼怒の登山口、女夫渕(めおとぶち)に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
紅葉が本当に素晴らしい… pic.twitter.com/JTIUrCWXsf
自分は行くまで知らなかったのですが、女夫渕は奥鬼怒温泉郷への入口であり、
一般の自動車が入れるのはここまで。
登山客もここで車を下りて山に入っていくようです。
駐車場の横には紅葉に彩られた渓谷があり、見て回りたかったのですが、
到着したバスはすぐに折り返しで鬼怒川温泉駅行きの最終になるため、
日帰り旅行者である私は数枚写真を撮っただけで引き揚げることに
なりました。残念。
でも川俣温泉にはいつか泊まりに行きたいなあ。
日光市営バス 鬼怒川温泉女夫渕線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
女夫渕→鬼怒川温泉駅
周囲を見て回る時間もなく、乗ってきたバスでただちに引き返す。
名残惜しいが、このバスが鬼怒川温泉駅まで行く最終だから仕方ない。
奥日光と奥鬼怒はほぼ同じ時季に観光シーズンを迎える。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
交通、飲食、宿泊施設など全てが充実した有名観光地である奥日光もいいけど、たどり着くだけでも大変で人出も少なく、秘境感あふれる奥鬼怒もまたいいよね… pic.twitter.com/ecGtBVn5PS
先週と今週で奥日光と奥鬼怒をそれぞれ訪れたけど、地理的には近いはずなのに、交通アクセスの利便性や現地の観光産業充実度がまるで対照的だったのがおもしろい。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月24日
歴史の長さと東武マネーの差だろうか。
だが、紅葉はどちらもとても美しかった。
奥日光と奥鬼怒。
地理的には近い位置にあり、紅葉も同じように美しい場所でありながら
片方は有名観光地、もう片方は秘境という、
全く異なった性格の観光地であることが実感できました。
雨天の奥日光で紅葉狩り
10月17日、奥日光の中禅寺湖へ行ってきました。
奥日光は谷川岳と並んで関東では最も早く紅葉が始まる地域です。
当日はあいにくの雨。
土砂降りではないものの、野外観光には不向きな天気でしたが、
晴れの日とはまた違った風景が見られるのではないかと前向きに
考えればよいのです。(1週間遅らせるという選択肢はない)
天気が悪いが、予定通り今年初の紅葉巡りに出かける
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月16日
現在乗車中の列車、見頃の観光地へ向かうのだが今日は空いている。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月16日
混雑を回避できるなら小雨までは許容範囲
某駅のホームで乗務員のペアが会話しながら歩いていたのだけど、手と足の動きが完全にシンクロしていた。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月16日
東武日光駅に到着 pic.twitter.com/zprm7TyfKE
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月17日
天気が悪いことに加え、新型コロナウイルスによる渡航制限の影響で
外国人観光客が消滅したためか、紅葉シーズンにしては人出が異様に少なく、
駅前は閑散とした状態でした。さらに、中禅寺湖へ至る「いろは坂」は
自動車の数もかなり少なく、路線バスも時刻通りに運行。
例年この時期の晴れの日ですと、時刻表上は東武日光駅~中禅寺温泉は
45分前後のところを1時間半から2時間かかるのが当たり前でしたからね。
東武日光駅前、紅葉シーズンとは思えないほど人が少なくて驚いている。天気が悪いとはいえ、これ例年なら閑散期の人出。やはり外国人観光客が来ないのは影響が大きいか
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月17日
紅葉シーズンの土曜日に路線バスが日光いろは坂を時刻通りに通過し中禅寺温泉に早着して信じられない気持ちになってる。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月17日
ところで今乗っているバス運転士の熟練ドラテク、攻めすぎじゃないですかね…
(一般車をぶち抜きながらヘアピンカーブ通過)
中禅寺温泉バスターミナル到着後、まずは半月山行きのバスに乗り、
中禅寺湖展望台へ。晴れていれば中禅寺湖と男体山、遠くの山々を
一望できるのですが、この日は雨雲がかかってほとんど見えない状態。
他にほとんど人もいないわ、雨と風が吹きつけて寒いわで早々に撤収。
雨に霞む奥日光 中禅寺湖 pic.twitter.com/7qrQ8koizt
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月17日
本日の中禅寺湖展望台からの眺め。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月17日
男体山は霞んでよく見えないが神秘的 pic.twitter.com/a7U0sZPUhy
昼食は湖畔の食堂でヒメマスの塩焼き定食を。
現地で獲れた新鮮なお魚がその場で食べられるというのはよいものです。
しかし、お魚1匹ではお腹が満たされず、続いて近くのレストランで
とちぎ牛のビーフシチュー定食を完食。
昼食だけで5千円近く使っちゃったけど気にしない気にしない。
午後は中禅寺湖周辺の紅葉スポットを巡ります。
中禅寺立木観音→竜頭の滝→華厳の滝
極彩色の紅葉が美しく、天気が悪いからこそ見られる霧による演出効果も
またよい雰囲気を醸し出していました。
日光山 中禅寺 立木観音前 pic.twitter.com/D1IaOZTPNy
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月17日
立木観音 本堂
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月17日
紅葉に彩られた朱塗りの御堂が美しい pic.twitter.com/gYatDpBZFZ
午後になって霧が濃くなり、中禅寺湖は完全にホワイトアウト pic.twitter.com/JwXimU8EgH
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月17日
遊覧船に乗ろうかとも思ったが止めて正解だった。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月17日
乗っていたら霧に包まれ何も見えない上にフラグが立つところだった。
大谷(だいや)川。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月17日
霧がかかって神秘的な雰囲気… pic.twitter.com/jK5v9xEHTh
竜頭の滝
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月17日
紅葉が見頃を迎え、絵画のような鮮やかな光景が広がる pic.twitter.com/MWVaSCllkk
他の場所はガラガラだったのに、竜頭の滝の周りだけ観光客が密になっている。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月17日
もっとも「お立ち台が狭い」というどうにもならない事情もあるのだが。
竜頭の滝、紅葉狩り
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月17日
2020.10.17 pic.twitter.com/48svpuZsaX
ラストは華厳の滝。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月17日
いい感じに霧がかかって神々しい雰囲気に。
山の中を歩いていてこんな滝が目の前に現れたら、思わず手を合わせて拝むと思う pic.twitter.com/E0zfAw78pR
鉄道ファンが見ると大きな違和感を覚える東武日光駅のホーム pic.twitter.com/0pvLMvyiiw
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年10月17日
奥日光の紅葉を観に来たのは3回目ですが、何度来てもいいところです。
はるばる到達、宗谷岬
9月19日、9月の4連休スタートに合わせて北に向かって出発しました。
目的地は日本最北端の地、宗谷岬です。
長い時間をかけて到達するからこそ達成感がある、という考えで
行きは全て鉄道で行くことにしました。
北海道でまだ乗っていない区間も合わせてこの際に乗ってしまおうと。
2日間の旅の始まりです。
さて今年の9月の4連休、新型コロナウイルス騒ぎで年始から外出自粛を
してきた人たちの外出欲求は最高潮。感染発覚者数も小康状態を
保っていることから「さあ旅行しようぜ」の雰囲気となり、
みんな一斉に旅行を開始。新幹線・特急や飛行機、高速道路は
予想以上の大混雑となってしまったようです。
まあ、需要が戻るのはよいことです。私もでかけるし。
航空会社のウェブサイトで4連休の予約状況を調べたらなかなか好調だった。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月18日
特に明日19日の羽田→新千歳、羽田→福岡はほぼ満席。
北陸新幹線の指定席発売状況は好調。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
今日の午前ははくたかは満席、あさまも残席少という状態。
臨時の大宮始発の便を利用しました。
東北新幹線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
はやぶさ71号
大宮→新青森
臨時の大宮始発のはやぶさ
古川、一ノ関、北上にも停車する
この列車は結構空いている
関東は曇りだけど東北・北海道は晴れているようだからよかった
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
東北新幹線の仙台~盛岡の間には6つの駅があるが、開業時からある駅かそうでないかで時々はやぶさの停車に差がつくのは「譜代」と「外様」って感じがする。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
みちのくに
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
はやぶさの風
吹き上げて
(トランヴェールの今月号に触発された)
涼風に
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
綿雲流れ
天高く
八戸駅の11・14番線ってもう使っていないのかな。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
新青森に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
一旦駅の外に出る。
新青森駅、新幹線開業から10年目に入ったけど、駅前にある建物が東横インだけなのはなかなか辛いね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
駅と直結した大型の立体駐車場はあるので、パーク&ライドの駅として使われているのだろう。
新青森駅構内の食堂で海鮮丼の昼食を摂った後、
いよいよ北海道新幹線で北海道に渡ります。
北海道新幹線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
はやぶさ19号
E5系U26
新青森→新函館北斗
奥津軽いまべつに停車する数少ない列車の一つ
実は北海道新幹線に乗るのは今日が初めて
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
1419、青函トンネルに進入
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
青函トンネル通過時間は約22分でトンネルを抜けるのは1441頃とまで説明している。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
北海道に上陸。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
「北海道でのご旅行をお楽しみください」という車掌さんの車内放送がよい。
共用区間で上りの貨物列車とすれ違い。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
北海道新幹線の木古内~新函館北斗ってほとんど海が見えないのか…
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
新函館北斗に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
え、こんなに乗っていたの?というくらい大勢の乗客がエスカレーターを上がっていく。
新函館北斗駅、新幹線ホームのある西側は立派だけど、東側はこんな感じなのでまさに「渡島大野」 pic.twitter.com/ccQraWMccL
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
函館本線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
15D 特急北斗15号
キハ260-1333
新函館北斗→長万部
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
車窓から眺める駒ヶ岳 pic.twitter.com/l1cNh1Iq3u
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
夕方の噴火湾
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
海岸線に沿って北上する pic.twitter.com/G0Eakskinc
特急北斗はキハ261系になって乗り心地はかなりよくなった気がする。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
キハ281系はエンジンの振動が客室までビリビリ響き振り子でグワングワン揺れていたし、キハNN183系は無理やり乗せた大出力エンジンの唸りが不気味だったし、どちらもアグレッシブ過ぎた。
札幌へ急ぐ特急列車は長万部からは「室蘭本線」に入るのですが、
こちらの方が所要時間が短くなる上に沿線人口も多いために
事実上の「本線」となっています。
そのため、長万部からの「函館本線」は本線とは名ばかりのローカル線。
この区間は私はまだ乗ったことがなかったので、
今回の旅のついでに乗ってみることにしました。
函館本線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
2953D 普通
長万部→小樽
H100-13
一日4往復しか走らない、函館本線の「山線」区間に初めて乗る
乗客のほとんどが私と同じような雰囲気の男ばかりなんだが?
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
この函館本線「山線」区間は沿線人口もかなり少なく、駅間距離も長い。
さらに同じような風景が続くので、乗り通すのはなかなか大変でした。
夕陽を反射して輝くレールが画面奥まで伸びているの好き pic.twitter.com/NH81vPsVXa
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
倶知安に到着、ここで19分停車。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
長万部を1638に出てから1時間半。
既に日没を迎えて真っ暗に。 pic.twitter.com/RafvjK64uD
然別で上り普通との交換待ちで8分停車
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
ただの普通列車ではなく、キハ201系の快速ニセコライナーだった
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
小樽に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
この駅からは「電車」に乗り換え pic.twitter.com/C9BYaCf7z7
小樽からは札幌の都市圏であり、「電車」に乗って札幌駅へ。
函館本線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
3972M 普通(札幌からは快速エアポート)
小樽→札幌
721系 F-3102
3時間ぶりに着席、しかも転換クロスシート
札幌駅に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
「函館本線」に乗り通して長万部から札幌まで4時間もかかった。
本日はここまで。
この日は札幌すすきののビジネスホテルに泊まりました。
到着が遅かったため、夕食の場所を探すのに苦労しましたが…
翌朝は6時に起床し、ホテルの朝食弁当も食べられないまま札幌駅へ。
一日1本のみ、札幌から稚内への直通列車である特急「宗谷」に乗車します。
旅行会社のツアー客御一行も乗車しており、指定席は満席、
自由席も座れない乗客がデッキまであふれている状態でした。
幸い私は指定席しかも窓側席を確保できていたので、
5時間の長旅、ゆっくり構えていきましょう。
おはようございます。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
本日は日本の最北の地を目指します。
特急宗谷の自由席待機列がなかなかの長さになっている
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
函館本線・宗谷本線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
51D 特急「宗谷」
札幌→稚内
キハ261系 SE-201
一日1本だけ走る札幌から稚内への直通列車 pic.twitter.com/kprxwZxqSX
本日の特急宗谷は増結無しの4連で、指定席は満席、自由席は立ち客も出ている模様。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
稚内まで5時間、いろいろな意味で心配な環境。
特急むねたに号…?(違う) pic.twitter.com/wlh3FEjrjV
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
756、岩見沢発車
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
滝川行き普通が待避中
岩見沢を越えたことで、自分の単独到達最北地点を更新した。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
838、深川発車
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月19日
廃線がほぼ決定的となった留萌本線との分岐点
かつては宗谷本線とは別ルートで名寄へ向かう深名線も分岐していた
902、旭川発車(2分遅れ)
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
いよいよ宗谷本線に入る
宗谷本線は沿線利用者の減少により存続が危ぶまれている路線の一つです。
来年3月で宗谷本線は13駅が廃止される。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
特急停車駅以外はほとんどが利用者10人以下であり、鉄道によるローカル輸送はほぼ消滅しているのね…
JR宗谷線、廃止方針の13駅全リスト。2021年3月廃止へ https://t.co/HWguqpj7XJ @タビリスから
931、和寒(わっさむ)発車
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
宗谷本線の旭川~名寄は高速化工事が実施済みで、特急列車は最高120 km/hで走行可能。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
なおそこから先は…
944、士別発車(4分遅れ)
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
上りの特急サロベツ2号と交換。
時刻表ではどちらも30秒停車になっているけど、単線区間でそれはさすがに無茶ぶりではないか?
1000、名寄発車(4分遅れ)
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
JR貨物のORSもある道北の中核都市
乗務員の交替も行われる
天候は一転して雨に…
1046、音威子府(おといねっぷ)発車(5分遅れ)
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
かつてこの駅から稚内へ向かうもう一つのルート、天北線が分岐していた。
列車は天塩川に沿って走る。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
紅葉も部分的に始まっている。 pic.twitter.com/UZZqB79nu9
特急列車なので座り心地のよいシートを使っているはずですが、
それでも乗車時間が4時間を超えると辛くなってきます。
遠い、とにかく遠いなあ…
1149、幌延発車(3分遅れ)
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
上りの普通列車と交換。
宗谷本線に入って3時間走って、すれ違った列車が2本だけというのもなかなか…
1203、豊富発車(3分遅れ)
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
豊富温泉は日本最北の温泉。
「とよとみおんせん」って、音だけ聞いたら大阪にあると思われそう
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
曇りと晴れの境界線を見た pic.twitter.com/JjdaJNLsHL
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
南稚内の方が街の中心に行くのは便利なのね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
札幌から約5時間。日本最北端の市、稚内に到着しました。
北の終着駅、稚内駅に到着。 pic.twitter.com/F7xXbeEj3E
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
バスの発車まで時間があるので駅前を散策していたところ、
海岸の公園の奥に海上保安庁の巡視船が停泊しているのを発見。
確認したいという欲求を抑えきれず、近寄ってみました。
停泊していたのは巡視船「りしり」PL-11と「もとうら」PM-12。
特に「りしり」は2016年に就役した新型船です。
ちょうど出港の準備中で、よいタイミングに来ることができました。
冬には凍てつく北の海で海の安全を守るために働いている巡視船と
隊員の方々の存在を認識し、尊敬の念を抱きました。
最北の海を守る巡視船
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
「りしり」PL-11 pic.twitter.com/B2S9XmZGwW
くにがみ型巡視船「りしり」PL-11は、道北では唯一のヘリ甲板を装備した巡視船。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
ちょうど出港用意のタイミングでした。 pic.twitter.com/dspjsu5199
こちらは大ベテランの「もとうら」PM-12 pic.twitter.com/0aqgJL9sCU
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
さて、巡視船の撮影に夢中になっている間に宗谷岬へ行くバスは
出てしまったので、しかたなくタクシーを使いました。
このタクシーの運転手さんがとても親切な方で、宗谷岬への途中で
観光案内や寄り道もしてもらった上、観光している間はメーターを止めて
待っていてくれるというサービスのよさでした。
タクシーにしてよかったと初めて思えましたね。
最終的は1万7千円くらいかかったのですが、個人的にはこの金額で
おつりが出るほどの体験ができたので気にしていません。
巡視船見てたらバスを逃してしまったので、タクシー使う。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
まあ、こっちの方が混雑回避できるし
間宮林蔵渡樺の地
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
天気がよければこの水平線の向こうに樺太(サハリン)が見える pic.twitter.com/ZhZqeyiedf
そしてついに日本最北端、宗谷岬に到着。
日本最北端、宗谷岬に到着。 pic.twitter.com/wGdKHRDuMq
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
日本最北端の地モニュメント pic.twitter.com/7DYAUcayuE
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
宗谷海峡を往く巡視船「りしり」PL-11
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月21日
稚内港で出港に居合わせた後、宗谷岬に移動したらまさかの再会。ちょうど展望台にいて気付くことができたのは幸運でした。
2020.09.20#海上保安庁 pic.twitter.com/dUM4vIErnj
さて、私が宗谷岬に行きたいと思った理由は二つあり…
一つはもちろん日本最北端という地理的な興味、
もう一つはTVアニメ「ハイスクール・フリート」の登場人物、
「岬」明乃ちゃんと「宗谷」ましろちゃんの二人の名字が
合わさった地名であるということです。
この二人は艦長と副長という関係の下、共に成長してベストパートナーになった
という「はいふり」ファンであれば語らずにはいられない、
いえそもそも「ハイスクール・フリート」という作品自体が
この二人の関係と成長を第一に描いているのです。
そんなわけで、はいふりファンであってかつ鉄道旅行好きの私が、
「宗谷岬に鉄道を乗り継いで行ってみたい」という願望を持つのは
ごく自然な発想?だったのでした。
ハイフリのミケシロに感動してから機会を伺うこと数年、とうとう宗谷岬に来てしまった。#はいふり pic.twitter.com/qj1vEgXImM
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
稚内の市内は当然のことながら「宗谷」がつく場所がたくさんあるのだが、某作品に影響された人間には「そうや」と素直に読めない上に「宗谷家のグループ企業すごいな…」と感じてしまう悪影響を実感している#はいふり
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
今回、宗谷岬を訪れて日本の国防史における「宗谷(そうや)」の重要性と歴史の長さを知ることができたし、なぜハイフリにおける海上保安組織ブルーマーメイド名門の家名として、かつ主人公のパートナーとして「宗谷(むねたに)」を設定したかわかった気がする。#はいふり
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
「晴風」の艦橋要員の名字は「岬」の名前からとられているのは衆知の通りですが、その中でも「宗谷岬」は日本の国防史において別格なんですね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
江戸時代から現在まで常に重要拠点として位置づけられ、この地で人生を終えた方も多くいたのです。#はいふり
宗谷岬観光後はタクシーの運転手さんの薦めで宗谷丘陵を経由。
大型バスでは入れない道も通ってもらい、時間の許す限り
楽しませてもらいました。
宗谷丘陵
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
1万年前の氷河時代に形成された地形が残る場所で、北海道遺産に指定されている pic.twitter.com/mQdojElvXN
行きは陸路でゆっくりだったので、帰りは空路で素早く帰ることにしました。
タクシーで稚内空港まで送ってもらい、飛行機の最速乗り継ぎで
羽田空港へ向かいます。
稚内空港で待機中 pic.twitter.com/P2u1sO4xLN
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
稚内空港→新千歳空港
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
ANA4844便
ボンバルディアDHC8-Q400
新千歳空港に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
特急列車で5時間以上かかった距離も飛行機ならプロペラ機でも1時間未満で着いて断然楽というね…
そりゃお金が許すなら飛行機使うよね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
羽田空港に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月20日
今回の旅は2日がかりで、稚内の他は観光もせずに乗り物に乗り続けるという
強行日程でありましたが、個人的には大満足でした。
稚内への旅の振り返り①
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月22日
宗谷本線の車窓
1. 塩狩峠
2. 天塩川
3. 天塩平野
4. 日本海の北端(抜海~南稚内) pic.twitter.com/hGZvikd7FT
稚内への旅の振り返り②
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月22日
稚内港
1. 北防波堤ドーム
2. ハートランドフェリー
3. 巡視船「りしり」
4. 巡視船「もとうら」 pic.twitter.com/1XwxB2xhZO
稚内への旅の振り返り③
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月22日
宗谷岬
1. 宗谷岬灯台
2. 宗谷海峡
3. 旧海軍望楼
4. 宗谷海域戦没者慰霊碑
日本最北端というのはどういうことか、を知る pic.twitter.com/TqMs8zNbq0
稚内への旅の振り返り④
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月22日
宗谷丘陵
1. 丘陵遠景
2. 宗谷牛の放牧
3. ウインドファーム(風力発電所)
4. 白い道(敷石がホタテの貝殻) pic.twitter.com/qzBjoEQ0kF
安倍首相退任、菅内閣発足
9月16日、内閣総理大臣を歴代最長期間務めた安倍首相が退任し、
新しく自民党総裁に選出された菅元官房長官が内閣総理大臣に指名され、
新しい内閣が発足しました。
官邸スタッフです。
— 首相官邸 (@kantei) 2020年9月15日
本日、安倍内閣が総辞職するにあたり、安倍総理からのメッセージです。 pic.twitter.com/5OxHj0rnZJ
【お知らせ】内閣総辞職に当たっての内閣総理大臣談話を掲載しました。https://t.co/CcdOt2yVzr
— 首相官邸 (@kantei) 2020年9月16日
安倍総理大臣は菅内閣の発足を前に、午後0時40分ごろ、総理大臣官邸をあとにしました。https://t.co/75nScq2W1K#nhk_video pic.twitter.com/Z15eB0QtFc
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年9月16日
【お知らせ】本日(9月16日)第99代内閣総理大臣に菅義偉が指名されました。 pic.twitter.com/MsESMdkZeI
— 首相官邸 (@kantei) 2020年9月16日
菅内閣は、皇居での総理大臣の親任式と閣僚の認証式を経て、正式に発足しました。https://t.co/5zRE5rebDC#nhk_video pic.twitter.com/Yy20DPODho
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年9月16日
菅内閣は安倍前内閣の政策を基本的に踏襲する方針のようですが、
これからしばらくは安倍前首相と比較されることになるはずで、
どうか日本のために頑張っていただきたいと思います。
小平駐屯地で、防衛大臣として最後の訓示。 pic.twitter.com/oI8MrE1Byb
— 河野太郎 (@konotarogomame) 2020年9月15日
記念写真。 pic.twitter.com/8nuVvttbrj
— 河野太郎 (@konotarogomame) 2020年9月16日
統幕長、陸海空幕長、次官との定例昼食会もこれで最後。 pic.twitter.com/wegfK9xPWO
— 河野太郎 (@konotarogomame) 2020年9月16日
大臣室の皆さんと。 pic.twitter.com/X8RMxGHcEC
— 河野太郎 (@konotarogomame) 2020年9月16日
行政改革担当、国家公務員制度担当、内閣府特命担当大臣(規制改革、沖縄北方)を命ぜられました。
— 河野太郎 (@konotarogomame) 2020年9月16日
菅官房長官、自民党新総裁に選出
9月14日、安倍首相辞任に伴う自民党総裁選が行われ、
菅官房長官が新総裁に選出されました。
事実上、次の内閣総理大臣ということになります。
【速報 JUST IN 】自民党新総裁に菅官房長官を選出 あさって首相に就任へ #nhk_news https://t.co/qiidbF3JpJ
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年9月14日
菅新総裁 総裁のいすに「やらなければならないという思い」 #nhk_news https://t.co/CqU7sWCVM3
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年9月14日
菅官房長官が自民党総裁に選出。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月14日
大方の予想通りになりましたね。
菅官房長官が次の首相になれば、秋田県出身者としては初、東北出身者としても鈴木善幸以来40年ぶりになるのか。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月14日
今回総理大臣になった菅義偉官房長官(秋田県出身)は、2014年の寝台特急あけぼの廃止の時に、「とても高くて昔から憧れだった」というコメントを残しています。 pic.twitter.com/YRWyA4Ur7o
— 11番線回送車 (@iiden_line_) 2020年9月14日
秋田県は東京から時間距離的な意味で本当に遠いよなあ。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月14日
東京~秋田と東京~広島は感覚的にはほぼ同距離。
湯沢市に至っては優等ルートから完全に外れてしまい、東京からどのような行き方をしても半日かかる。
羽越本線経由の寝台特急あけぼのがギリギリまで残ったのも、秋田県内からの夜行需要が大きかったからだろうし。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月14日
菅官房長官の世代だと、まだ急行「津軽」が「出世列車」と謳われて走っていて、寝台特急「あけぼの」は20系客車で本来の奥羽本線完走ルートでしょうね。当然、出身地の湯沢も経由していて沿線で眺めていたのかもしれない。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月14日
調子よく銚子行き
新型コロナウイルスに関する報道も少なくなり、
みんな慣れてきたのか、旅行を再開する人も増えてきたようです。
9月13日、久しぶりに千葉県の銚子に行ってきました。
前回行ったのは学生の頃でしたから、10年くらい前ですね。
「金が無い」からのなりふり構わない営業スタイルで知られる
銚子電鉄もこの騒ぎで輪をかけて危機的な状況になっていると
思いますし、微力ながら応援に行ってきました。
今朝は涼しいな。秋が来たことを実感する。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
朝に運転される東武本線の「区間急行」、6連という大手私鉄の優等としては短い編成ながら、複線区間では半蔵門線直通10連準急を待避させ、複々線区間では日比谷線直通7連普通をぶち抜いていくの好き。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
東武線で錦糸町に出て、255系特急「しおさい」に乗車します。
この車両ももう古い部類ですねえ。
総武本線4003M
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
特急しおさい3号
錦糸町→銚子
255系Be-04
特急しおさいは昔はE257-500も入っていたけど、今は255系のみ。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
他の房総特急と比べれば終点まで乗り通す旅客が多そうだけど、それでもグリーン車付き9連は過剰だよなあ…
東京対房総観光地の輸送は高速バスが圧倒的になったが、モノクラス5連で毎時1本の運転を継続して抵抗している特急わかしおに対し、今もグリーン付き9連の大編成を連ねて2~3時間おき運転の特急しおさい。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
255系の普通席。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
今時、特急用車両で座席間の肘置きが無いというのも珍しい pic.twitter.com/L2xOUCgvkl
255系の座席下についている謎のステンレス棒、何に使うのかわからない人がかなりいるのでは…
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
説明なしにこれをフットレストと認識できる人は多くないと思う。 pic.twitter.com/Beua9z9HKS
1116、成東発車
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
1140、旭駅で上りの特急しおさい8号と交換
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
銚子に到着。 pic.twitter.com/tTTi2yeIOe
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
醤油のまち銚子へようこそ。 pic.twitter.com/So2CR9JYSx
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
銚子に来るのは10年ぶりくらいか。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
銚電の車輌もあの頃から入れ替わった
銚子電鉄に乗車。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
乗客数もだいぶ持ち直してきたようで今日は立ち客が出るほど。 pic.twitter.com/TnRhEqUHkp
犬吠駅で大半の乗客が下車してガラガラに。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
やはり銚子電鉄は副業で鉄道を走らせている食品製販業の会社なのでは?
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
銚子電鉄の終点、外川駅に到着。 pic.twitter.com/jWmrnHBumR
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
外川駅で保存されているデハ801。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
現役引退してから今年で10年。 pic.twitter.com/wEu0FPurX8
外川に到着後は海岸線に沿って歩き、犬吠埼へ。
銚子長崎海岸から望む犬吠埼。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
波が激しく海岸に打ち寄せている。 pic.twitter.com/0kfYSysptj
波が吠える銚子の名所、犬吠埼でい! pic.twitter.com/w9zptGQwq0
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
山の方で育った人間なので、荒れる海には本能的に恐怖を感じてしまう。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
通るのに勇気が必要な道。 pic.twitter.com/hnEtfXOTRY
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
犬吠埼灯台に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
1874(明治7)年に建てられ、レンガ造りで高さ31m。 pic.twitter.com/TRBoGsdL5s
犬吠駅に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
ぬれせんを買って帰ります。 pic.twitter.com/csnkxVExCh
利根川河口に架かる銚子大橋 pic.twitter.com/ywZQ8hPv28
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
総武本線4008M
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
特急しおさい12号
銚子→船橋
255系Be-02
特急しおさい12号は、土休日に限り船橋に停車するのだ。
1810 特急しおさい12号(東京行き) 船橋着
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
1813 東武野田線急行(柏行き) 船橋発
船橋駅のJRと東武のホームは隣合っているので、乗り換えは不可能ではない、が…
1703、干潟駅で運転停車。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
下りの特急しおさい7号の待ち合わせ
単線区間の遅れにより船橋着は2分遅れ。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
残念ながら急行への乗り換えはわずかの差で間に合わず…
仕方がないので、野田線の各駅停車で帰ります。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年9月13日
やはり日帰りで現地観光もするとなると、これくらいの距離が限度ですね。