西村京太郎氏、逝去
3月6日、ミステリー作家の西村京太郎氏が亡くなりました。91歳でした。
ご冥福をお祈りいたします。
【訃報】作家の西村京太郎さん死去 91歳https://t.co/lI35ZDW6QX
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2022年3月6日
トラベルミステリーの第一人者として知られる作家の西村京太郎さんが3日午後、肝臓がんのため神奈川県の病院で死去したことが6日分かった。
推理小説作家 西村京太郎さん死去 91歳 #nhk_news https://t.co/pVt4PwjKR2
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年3月6日
「正しくても間違っていても、戦争はダメ」
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年3月6日
亡くなった推理小説作家、
西村京太郎さんの生前の言葉です。
戦争を経験した人間としての責任と、戦争の記憶が薄れていることへの危機感をあげていました。https://t.co/pVt4Pw29Zu
#nhk_video pic.twitter.com/rA8Nw3xXNk
亡くなる直前まで原稿を執筆されていたとのことで、生涯現役の小説家で
ありました。デビュー当初の作品は社会派小説が多かったようですが、
読みやすい文章と時代のトレンドを積極的に題材に取り入れる姿勢で
広い世代で読まれるようになりました。
特に「十津川警部シリーズ」は刑事小説に鉄道ネタと日本各地域の
観光地や文化歴史を組み合わせた独特のスタイルで、それまでミステリ―に
興味がなかったような鉄道ファンや旅行好きも引き込んで、空前の長期人気
タイトルとなり、「トラベルミステリー」と称される新しい分野を
作り出しました。テレビ局や観光業界としても観光地の宣伝に繋がるので
二時間ドラマで頻繁に映像化され、主にテレビ朝日とTBSが競うように
一時期は年4回ペースで放送されていました。
私も中学生の頃から大ファンでして、小遣いをほぼ注ぎ込んで新刊や
古本を買い集め、読み漁っていたものです。思えばあれが私の最初の
「オタク活動」だったんですよね。私の青春でありました。
「十津川警部シリーズ」が始まったのは約40年前。始まった頃は
その後、国鉄は解体されてJRになり、JRになってからも既に35年。
時代とともに新しい列車が登場した一方、多くの列車や路線が廃止され、
旅行スタイルや警察の捜査手段も変化していきましたが、
常にトレンドを追い続け、小説の題材として取り入れてきたからこそ、
ここまで長く愛されるシリーズになったのだと思います。
ファンの一人として長く楽しませていただいたことに
心から感謝を申し上げます。
西村京太郎先生、ありがとうございました。
西村京太郎氏が逝去…
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年3月6日
高齢だったからいつかこの日が来ることは覚悟していたが、喪失感が大きい。
十津川警部シリーズは中学生の頃から読んでたからなあ
高校生の頃は小遣いほぼ注ぎ込んで十津川警部シリーズの新刊買ってたなあ。狂ったように読み漁ってた。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年3月6日
以前は苦手だった殺人事件モノの二時間ドラマもそれがきっかけで平気で見られるようになった。
現役の小説家の名前で初めて覚えたのも西村京太郎。
あの頃が私の青春だった。
西村京太郎作「山陽・東海道殺人ルート」は、アリバイトリックの完成度と日本の鉄道網の偉大さを感じた。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年3月6日
テレビドラマでは「3本の寝台特急と新幹線による連立方程式」とか言われてた。
西村京太郎の作品は時刻表トリックだけでなく鉄道ネタがオタク目線でもおもしろいのが多かったから人気だったんだよね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年3月6日
運転停車・スイッチバック・分割併合・大回り運転・客車と電車の速度差・急勾配の補助機関車・デッドセクション・振り子電車で酔う
西村京太郎「振り子電車殺人事件」のトリック
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年3月6日
→381系くろしおに初めて乗る被害者を尾行し、振り子の揺れで酔った被害者に酔い止め薬と称して毒入りカプセルを飲ませる
発想が天才すぎてこわいわ
西村京太郎先生の本を初めて熟読したのは高校生のとき。以来大ファンで湯河原まで足を運んだくらい。鉄道旅の面白さ、犯人を含めた人間ドラマ、わざと現実とは違う描写を入れて小説に深みを入れる手法…本当に本当に楽しませてもらった。心より哀悼の意を述べさせていただきます。 pic.twitter.com/a14Zepc2V8
— 西輝望見 (@westnozomi) 2022年3月6日
私が一番好きなのは北陸本線を走る特急サンダーバードがトレインジャックされ身代金11億円用意しなければ400名近くの乗客もろとも爆破するという事件を描く「裏切りの特急サンダーバード」
— 西輝望見 (@westnozomi) 2022年3月6日
初めて読んだのもこの作品でした。
多種多様な作品を送り出した西村京太郎先生、本当にありがとうございます。
私も大好きな作品です。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年3月6日
大富豪でミステリアスなリーダーと人生の落伍者たちで構成された犯人グループ、乗客とともにノンストップで走り続ける特急列車、翻弄される警察側と、サスペンス小説としてかなり完成度が高いと思います。
分かってくれる人いた!!!😇✨
— 西輝望見 (@westnozomi) 2022年3月6日
そう、映像化してほしいけど絶対無理ですよね?でもそれだけ内容は面白いストーリーでした。
西村作品の中ではエンタメ要素が強く、アクション映画のノベライズのような雰囲気がありますよね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年3月6日
私の他にも若い世代だと結構好きな人は多いと思いますよ。
「裏切りの特急サンダーバード」は西村京太郎作品の中でもサスペンス小説としての性格が強く、読み物としてかなりおもしろいからオススメ。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年3月6日
映像化したらかなり映えたと思うけど、内容的にJR西日本が絶対に許可しないだろうな…
西村京太郎氏が存命中に、「トラベルミステリーは成り立たなくなりつつある」と仰っていたことがあった。その要因は、「スマホによる時刻検索、乗換案内の普及」を指摘されていた。実はインターネット、特にスマホの普及は、様々な文学的設定を無効化してしまったのだ。
— まいろねふ@新幹線「かもめ」は長崎へ (@mlnf37290) 2022年3月6日
その典型が「余命もの」が増えたこと。あれは、「別離」の概念が死別でしか成り立たなくなったことの反映だそうだ。そりゃそうだろう。今なら世界中どんな場所にいても、スマホが繋がりさえすれば、メールやLINEがやり取りできるんだから。同じ理由で、歌謡曲・演歌もかなり無効化された部分が多い。
— まいろねふ@新幹線「かもめ」は長崎へ (@mlnf37290) 2022年3月6日
インターネットの普及で遠くの場所の情報もリアルタイムで入ってくるようになったし、一部のマニアだけが知っているような事も調べればすぐ出てくるようになったからね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年3月6日
「トラベルミステリー」は昭和後期~平成初期の公共交通全盛期&情報化社会過渡期だったから成り立ったんだなと。
西村京太郎作品で時刻表トリックが積極的に採用されていたのはほぼ平成前期の執筆分までだよね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年3月6日
以降は歴史、戦争、外交、テロなどの暗めの社会問題の割合が増えてきた印象。
時代の変化に合わせて題材が変わっていったといえる
#信州・#長野県 も数多く舞台にしてくださいました。
— し あ わ せ 信 州 (@nagano_b) 2022年3月6日
ご冥福をお祈り致します。 https://t.co/oJXBv3LmiS
西村京太郎さんといえば、昭和世代の私にとって、活字で鉄道を楽しませてくれる作家さんの1人。
— 鐵坊主/鉄道解説系YouTuber (@tetsu_bozu) 2022年3月6日
むか~しむかし、西村京太郎さんと種村直樹さんばかりを読んでいました。
ご冥福をお祈りします。
作家の西村京太郎さんがお亡くなりになりました。鉄道が舞台の作品が多く、レイル・ファンの中にもお好きだった方が多いのではないでしょうか。TVドラマは鉄道が出てくるシーン目当てで見た…という記憶も(当時は鉄道を扱う番組は少なかった)。ご冥福をお祈りいたします。https://t.co/bsFMbyPmWc
— Rail Magazine(レイル・マガジン)【公式】 (@RM_nekopub) 2022年3月7日
ドラマの撮影現場の写真も
— ねとらぼエンタ (@itm_nlabenta) 2022年3月7日
高橋英樹、「十津川警部」生みの親・西村京太郎さんを追悼 初主演から30年「長い線路をずっと一緒に走ってきた」https://t.co/C4UNsAfXDf pic.twitter.com/QbfNftITbt