渋温泉~地獄谷のスノーモンキー
1月9日、3連休を利用して信州の渋温泉に1泊旅行に行ってきました。
年末年始に降った雪がまだ残っているはずで、雪の温泉街は魅力的ですからね。
まずは北陸新幹線で長野駅まで。1日目は寄り道をせずに宿まで直行します。
年末年始の大荒れが嘘のような、穏やかな天気だ…
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
北陸新幹線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
565E はくたか565号
大宮→長野
W7系W6
乗車率は5割くらい
1428、軽井沢通過。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
雪はほとんど融けてしまっている
1451、長野駅に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
長野駅からは長野電鉄の2100系特急「スノーモンキー」に乗車。
元はJR東日本の253系で、特急「成田エクスプレス」に使われていた車両です。
長野電鉄の特急には過去に何度も乗っていますが、1000系「ゆけむり」
(元は小田急10000系HiSE)ばかりだったので新鮮でした。
といっても「スノーモンキー」も長電デビューから10年を過ぎていますけどね。
長野駅からは長野電鉄のN'EXに乗車します。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
N'EX =Nagaden EXpress pic.twitter.com/N1cfKsvH2c
実はJR時代の253系には乗ったことがなかったのよね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
空港特急用に造られただけあって、大型の荷物スペースが特徴的で、全体的に欧州の列車のような雰囲気がある。
でもやっぱり集団見合い式のシートはどうかと思う pic.twitter.com/eab4z54kyj
長野電鉄 長野線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
A特急スノーモンキー
長野→湯田中
2100系E1
前向きのシートは全部埋まっていたので、逆向きのシートに着席。
1555、小布施で1000系特急ゆけむりと交換
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
権堂、須坂、小布施からも少しずつ乗ってきて、自由席は満席に近い状態。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
信州中野からの急勾配を上って湯田中へ pic.twitter.com/ByB7eNpmqG
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
湯田中駅に到着。 pic.twitter.com/mON2XpwZhB
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
湯田中駅から渋温泉までは路線バスもあるのですが、本数が多くないのと
歩いても20分程度の距離であるため、徒歩で向かいました。
湯田中駅から雪が残る道を20分ほど歩いて、渋温泉に到着。 pic.twitter.com/gs2Q839lTF
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
渋温泉は横湯川の川沿いにあり、昭和初期の町並みが残る閑静な温泉です。
大きなホテルは少なく、木造の和風建築の温泉旅館や飲食店が細い石畳の道の
両側に密集して建ち並んでいます。
私は「白銀屋旅館」に宿泊しましたが、ここもこじんまりとしていながら
古き昭和の雰囲気が残るよい旅館でありました。
各旅館にも内湯はありますが、ここでは外湯を巡るのが有名で、
9つある外湯を全て巡ると満願成就するといわれています。
私も夕食後に外湯を巡りながら温泉街を散策してみました。
渋温泉は古い木造建築が多いですが、特に有名なのは「金具屋 斉月楼」。
木造4階建の和風建築ですが、楼閣のようでもあり、遊郭のようでもあり、
荘厳な雰囲気をもつ独創的な設計になっています。
ライトアップもされていて、多くの温泉客が記念撮影をしていました。
夜の渋温泉を散策。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
冬の冷たい空気と古い町並みの灯りが作る雰囲気が素晴らしかった。 pic.twitter.com/2r9zi8TgOP
国登録有形文化財に指定されている金具屋 斉月楼。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
昭和11年完成。
様々な日本建築の要素を組み合わせた独創的な建物になっている。 pic.twitter.com/q78ewNs4zO
重層日本建築と振袖姿の女の子の組み合わせはとてもよく映える。 pic.twitter.com/MZdW6a9PXU
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
古い温泉旅館にありがちなのが電源アウトレットの不足で、スマフォを充電するために給湯ポットやテレビの電源を引っこ抜いて使わざるを得ない。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月9日
翌朝は渋温泉から川をさらに上流に上ったところにある、地獄谷野猿公苑に
行ってみることにしました。
この野猿公苑は野生のニホンザルが温泉に浸かる姿が見られる世界唯一の
場所であり、海外の写真雑誌で紹介されたことで一躍、外国人観光客の人気
スポットになりました。ニホンザルが吹雪に吹かれながら温泉に浸かる姿は
愛らしく、「スノーモンキー」と呼ばれるようになりました。
子供の頃、地域学習で地獄谷の猿の話は聞いたことはあるような…
ただ「スノーモンキー」というワードを観光案内で聞くようになったのは
ここ15年程度の話だと思います。
最寄りのバス停から雪の残る遊歩道を歩くこと約30分。
山の中の秘境の温泉、地獄谷温泉に到着しました。
渋温泉で迎えた朝。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
冬の北信の冷えこんだ空気が清々しい。
高薬師の階段上から温泉街を望む。 pic.twitter.com/QN9kSjq4Yy
ではこれから地獄谷野猿公苑へ。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
冬は最寄りバス停から雪道を40分歩くことになるので、しっかりした靴が必要。 pic.twitter.com/kObPWDALvA
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
地獄谷温泉に到着。 pic.twitter.com/bAs4It7DmV
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
風景の写真撮ってたら、至近距離にお猿さんがいてびっくり pic.twitter.com/omlq3pWpuZ
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
渋の地獄谷大噴泉。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
最大20 mまで熱泉が噴き上がる。
国の天然記念物にも指定されている。 pic.twitter.com/5I11mGtMcJ
温泉に浸かるサルの姿は多くの媒体で既に見ていますが、実際に本物を見ると
感激が大きいです。ニホンザル自体は動物園でも見られますが、野生の姿を
近くで見るとなかなかかわいいと感じさせられます。
スノーモンキーについてはだいぶ知名度が上がってきているようで、この日も
お猿さんが浸かる温泉の周りでは多くの観光客がカメラを向けていました。
私が着いたときにはちょうどテレビ局(SBCだったかな?)も取材に来ており、
夕方のニュースで私も画面の端に映っていたかもしれませんね?
驚いたのは、お猿さんたちが人間に対して全く警戒心を持っていなかったこと。
1m以内の至近距離に人間がいてものんびりと温泉に浸かり、
親子で毛つぐろいをしているのですから、相当人間に慣れていますね。
地獄谷野猿公苑に到着。通称スノーモンキーパーク。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
本当にお猿さんが自然な感じで温泉に浸かってるのおもしろいな。 pic.twitter.com/fjqCf91M7x
ニホンザルを間近で見たのは初めてだが、よく見るとかわいいな。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
地獄谷の猿は人に慣れているので、人が近くにいても自然体で過ごしている。 pic.twitter.com/eF1ZOtYMyi
地獄谷のお猿さんは人に慣れすぎているので、観光客の足下で毛つぐろいをしていたり、知らないうちに背後に座っていたりする。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
野生動物としてそれはどうなの感がなくもない。
地獄谷のスノーモンキーを見に来る観光客は以前はほとんどが外国人だったようで、英語での案内が積極的にされている。(最近は日本人も増えてきたとのこと) pic.twitter.com/3QUt0GZBZZ
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
急げば1本前の特急「ゆけむり」にも乗れましたが、お猿さんの撮影に夢中に
なっている間に時間が経ってしまったので、半分偶然で行きも帰りも
特急「スノーモンキー」を使うことになりました。
長電バス
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
上林線
スノーモンキーパーク→湯田中駅
白根火山線との重複区間
信州中野駅まで行くが、この便については湯田中駅で電車に乗り換えた方が速い。
湯田中駅に戻ってきました。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
冠雪の北信五山が美しい。
赤とクリーム色の長電バスも景色によく映える。 pic.twitter.com/jMy4vs9bhT
長野電鉄 長野線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
A特急スノーモンキー
湯田中→長野
2100系E2
1419、須坂停車。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
3500系が3編成繋げて留置されていた。
営団地下鉄時代はこんな感じだったんだろうか。 pic.twitter.com/lIFrc5L2qP
1438、長野駅に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
いつもの鉄道博物館状態。 pic.twitter.com/7C1sewPZWZ
北陸新幹線
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2022年1月10日
644E あさま644号
長野→大宮
長野駅を特急しなの18号とほぼ同発で、一時的に並走した
とても満足できる旅行になりました。