シンフォギア10周年!

 1月6日、オリジナルアニメ「戦姫絶唱シンフォギア」が放送開始10周年を

迎えました。おめでとうございます!

 2012年1月、まだ学生であった私が第1話を観たときの衝撃たるや。

これはすごいアニメが始まった。そう確信したものです。

原作はゲーム作家の金子彰史氏と音楽家上松範康氏という異色の組み合わせ。

放送開始前は当時のアニメファンの間でも期待度は低かったですね。

高山みなみさん、水樹奈々さん、悠木碧さん、高垣彩陽さん、沢城みゆきさん、

井口裕香さん、石川英郎さん、保志総一朗さんと、声優は豪華だけど、

正直言って地雷臭ぷんぷんでしたもの。

ところがいざ始まってみれば、予想を大きく上回る熱い展開と骨太脚本、

魅力的なキャラクター、躍動的なアクション、シリアスな笑い、そして何より

「キャラクターが歌いながら戦闘する」

「担当声優が毎回アクションに合わせて生歌を歌う」という

独特の設定と収録方法が話題を呼び、一躍注目作品となりました。

私はこれにどハマりしてしまい、キャラソンCDを全部買い、

初めてアニメのBDを全巻買い、ひとりカラオケ通いをしていました。

また主人公の立花響ちゃんの担当声優であった悠木碧さんの演技力に

惹かれてファンになりました。

悠木碧さんを知ったきっかけは「まどマギ」だったという人は多いけど、

私の場合はシンフォギアだったんだよ?

製作側も当初は単発で終わらせるつもりだったようで

「付いてこれる奴だけ付いてこいッ!」なスタンスで自由に作ったようですが

それが功を奏したのか、近年の深夜アニメには薄れてしまった「熱さ」を感じた

熱心なファンたち(自称「適合者」)の支持を受けて続編が決定。

以降、2019年まで足かけ7年、5期まで製作されるという、

深夜帯のオリジナルアニメとしては異例の長期シリーズに成長しました。

俗に「深夜のプリキュア」などと呼ばれていましたが、主人公役の声優だった

悠木碧さんは満を持して2020年の「ヒーリングっど♥プリキュア」にて

主人公の花寺のどか/キュアグレース役に選ばれており、

シンフォギアの戦闘シーンで鍛えられたのか、ヒープリの戦闘ボイスは

安定感が抜群でしたね。

まさにシンフォギアは20代の私にとってオタク人生の多くを占めており、

忘れられない作品になりました。

 なお、熱が入り過ぎた結果、新卒で入った会社の部内カラオケで

シンフォギアのキャラソンを熱唱してしまったという黒歴史もあります。

おもしろいもの好きの上司だったのでウケたのは幸いでした…