福島沖で大地震

2月13日23時過ぎ、福島県沖で最大震度6強地震が発生しました。

10年前の東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の余震と見られる

とのことです。

周期の長い揺れがゆ~らゆ~らと長く続き、気持ち悪い感じでしたね。

10年経っても余震がくるとは恐ろしい

自分の住んでいるところは震度4でしたが、

「震度4くらいか、大したことないな」と楽観的に感じてしまう

地震慣れしした感覚は、改めてみると異常ともいえます。

東日本大震災以降、地震に対する意識が良くも悪くも変わってしまいました。

ただし最大震度6強、しかも寝ている人も多いであろう23時過ぎに

発生したにも関わらず、翌日午前の段階で死者の報告は無し、

負傷者も100人を超えた程度で済んだのはすごいことです。

もちろん少なからず被災された方がいる以上、幸いとは言い難く、

心よりお見舞い申し上げます。

しかしながら、地震の規模に比して負傷者はかなり抑えられたのでは

ないでしょうか。

東日本大震災以降、官民ともに防災に取り組んできた成果が発揮されたと

見ることもできます。

 

一方、東北新幹線は架線柱が曲がるなどの被害が出たため、

那須塩原より北の区間は不通となり、復旧に時間がかかる見込みに

なりました。これを補うべく、普段は新幹線と競合している

航空・高速バス各社が臨時便を出して対応するという熱い展開に。

さらにJR東日本も手をこまねいている訳にはいきません。

昨年3月に全線復旧した常磐線を利用し、常磐線廻りで東京と東北を結ぶ

臨時列車を設定すると発表しています。

復旧してよかった常磐線