しなの鉄道SR1系初乗車

7月11日、しなの鉄道で先週末から営業運転を開始した新型車両、

「SR1系」電車に初めて乗ってきました。

乗車列車は快速「軽井沢リゾート3号」です。

全車指定席で、種別表示では「特別快速」となっています。

軽井沢を16時8分に発車し、途中、中軽井沢、上田、戸倉のみ停車で

終点の長野駅には17時13分に到着。

かつての特急「あさま」速達タイプに匹敵する停車駅の少なさです。

始発の軽井沢のホームでは、静態保存されているEF63型機関車や

観光列車「ろくもん」と並ぶ場面もありました。

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軽井沢駅で並ぶSR1系「軽井沢リゾート号」、115系「ろくもん」、EF63

不安定な天気の中、列車は軽井沢から長野まで約70kmの距離を

快調に駆け抜けました。

鉄道ファンが多いかと思いきや、観光客や地元客の飛び乗りも多い印象でした。

長野到着後は早めの夕食を摂ってから長野電鉄の地下区間へ。

こちらも先月から運転を開始した、長野電鉄にとっては新型の「3000系」

(元は東京メトロ日比谷線の03系電車)を求めて行きました。

運用自体は他の型式と共通になっているので、当たるかは運次第なのですが、

権堂駅のホームで待っていたところ、30分ほどで出会うことができました。

日比谷線時代は東武線にも乗り入れていて、私も何度か乗ったことがあり、

あまり新型という感じはありませんが、東京で役目を終えた車両が

地方で第二の人生を人生を送っているというのは喜ばしいことです。

ちなみに、これで地下鉄日比谷線の車両は2代続けて長野電鉄に譲渡された

ことになります。

これでこの日の目的は果たされたので、速やかに帰路につきました。

 

なおこの日は軽井沢から峠を下ったすぐのところ、碓氷峠鉄道文化むらでは

保存されている189系電車(元特急「あさま」)の補修工事が完了したことを

記念したイベントが開かれていました。