長野総合車両センター公開

10月5日、長野総合車両センターにて「JR長野鉄道フェスタ」が

開催され、車両基地が公開されました。

今回の目玉は今年6月に除籍された189系N102編成です。

北陸(長野)新幹線開業直前まで在来線特急「あさま」に使われ、

その後も臨時列車用として20年以上しぶとく生き延び、

古巣の長野で最期を迎えることになりました。

(そもそもこれより車齢の若い特急車両や新幹線車両に廃車が

出ているのに高い稼働率で残っていたあたりいろいろおかしい)

私が子供の頃から変わらぬ姿で残っていた189系あさま色

お別れをすべく、かなり早朝の新幹線で長野に向かいました。

この日は午後にも予定があったからですが、それは別の項で。

ちなみに長野電鉄長野線信濃吉田駅

しなの鉄道北しなの線北長野駅はごく近い距離にあります。

 

10時のオープニングセレモニー後のテープカットと同時に

多数の鉄道ファンたちが駆け出していきました。走るな。

のんびりの私は後ろの方でおとなしく順番を待って写真を撮りました。

整理券をもらえば189系の運転席にも入れたようですが、

開始後1分で瞬殺されたのは笑いました。

でもいいんです。

こうして「あさま色」に特急「あさま」幕を掲げた189系

最期にもう一度、生で見ることができたのですから。

もう悔いはありません。

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栄光の特急「あさま」トレインマーク

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引退したもののピカピカで現役車両のよう

メインの189系を抜きにしても、JR東日本では指折りの規模の車両基地

ですから、見所はたくさんありました。

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トラバーサー体験乗車

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E257系2000番台、伊豆方面特急への改造工事中