185系電車・最終章

 1981年に日本国有鉄道最後の特急型電車として登場した「185系」。

全車がJR東日本に引き継がれ、延べ40年間、首都圏を中心に活躍して

きましたが、3月12日をもって全ての定期運用から退きます。

引退まであと3日。

特急「踊り子」や「湘南ライナー」では最後の勇姿を見届けようと

お別れ乗車する人がかなり増えているようです。

私は混雑嫌いなので2月末までに見納めを終え、

今は静かに引退の日を待つだけになっています。

来週には185系電車の定期運用が無くなっているだなんて、

まだ実感が湧きません。

ここで私が2月末までに撮影した写真や動画を公開していきます。

 10年前は「遜色特急」などと呼ばれていた185系電車ですが、

引退が近づいた途端ここまで注目されるとは複雑な感じもします。

それでも私は子供の頃から「よくわからないけど185系が好き」だったので

今回の引退は寂しいです。

最後の時は必ず来ると覚悟して、数年前から乗車する度に

「今回が最後」という気持ちで臨んできましたから、

3日後に迫った引退も冷静に受け止められています。

さようなら、そしてたくさんの思い出をありがとう

 

3月9日

 3月9日は「サンキュー」でお世話になっている人に感謝の気持ちを

表す日です。

「ミク」で初音ミクの日でもあります。

そして

「ヒーリングっど♥プリキュア」の花寺のどかちゃん/キュアグレースの

誕生日です。もう一年経つんですね。

お誕生日おめでとう、あなたがこれからも健やかでいられますように

 久しぶりにプリキュア見たらどハマりしてしまい、

辛い過去がありながらも明るく優しく強く生き、戦い続ける

のどかちゃんの姿にすっかり魅了されてしまった私です。

 

護衛艦「もがみ」進水

令和3年3月3日、3並びの雛祭りの日。

三菱重工業長崎造船所で建造されていた新型FFMの1番艦が進水式を迎え、

護衛艦「もがみ」と命名されました。

建造中にガスタービンエンジンの試験トラブルで工事が遅れてしまい、

2番艦である「くまの」が先に進水することになりましたが、

艦級は1番艦の名前を使うことから、今後は「もがみ型護衛艦」と

正式に呼ぶことになります。

ちなみに艦名としての「もがみ」の採用は海上自衛隊としては

2回目となりますね。

「くまの」進水のときも同様に間違って認識している方がいましたが、

帝国海軍の重巡「最上」は今から2代前ですね。

先代は、いすず型護衛艦の2番艦「もがみ」DE-212ですが、

おもしろいことに先代の「もがみ」も三菱長崎で建造されています。

次世代の護衛艦タイプシップとして活躍を期待しています。

 

ヒープリ最終回!

2月21日、昨年2月初めから放送されていたTVアニメ

「ヒーリングっど♥プリキュア」が最終回を迎えました。

途中、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響を受け、

昨年4月末から2ヶ月ほど製作休止&再放送を挟みましたが、

スタッフの方々の尽力により、当初予定より3週間延長して

完走に至りました。

世の中に希望が一番必要なときに「生きること」を

力強く伝えてくれた作品でした。

スタッフと声優陣の方々、1年と3週間、お疲れ様です。

そして本当にありがとうございました!

 

あ、私はそんな毎年プリキュア見ているわけではないですよ?

ただ声優の悠木碧さん推しで、悠木さんが主人公やるっていうから

これは見ておかなきゃと思っていたくらいだったのに、

偶然にも世界設定が現実と重なってしまうし、

かわいいキャラクターデザインの割に骨太・シリアス・ハードで

かつ丁寧なストーリーだしで、目が離せなくなったんですよ。

まさか自分がこんなに熱中することになるとは。

うん、本当におもしろかったですよ。

まさに今の時代に一番求められていることを伝えてくれた。

個人的にはプリキュアシリーズ傑作の中の一つですね。

そして悠木碧さんが主人公の花寺のどかーキュアグレース役で

本当によかった。

優しくて大人しいけど、芯の強さを持つ女の子で、チームの中心的役割

という難しい役であったことに加え、偶然にも作品のテーマと重なる

未曽有の疫病禍が現実に直撃してしまい、製作現場も混乱する中で

主人公担当声優にかかるプレッシャーは相当なものだったと思われ、

キャリアが長く情報発信力に長けた悠木さんクラスでないと

厳しかったのではないかと思います。勝手な想像ですけど。

加えて悠木さんは声を担当するキャラクターへの愛と考察が

とても深いんですよ。インタビューを見る度に感心してしまいます。

本当に、なるべきときになったんだなと感じさせてくれます。

声優・スタッフの方々が一丸となり、まさに戦いながら作り上げた

2020年度の代表作品「ヒーリングっど♥プリキュア」、通称ヒープリ。

「優しさ」「正しさ」「強さ」とは何か。

「生きることはたたかうこと」

「生きることを健やかな未来を諦めない」

子供たちだけではなく、社会で働く大人たちにとっても大切なことを

問いかけ伝えてくれた名作だと思います。

 

 

午前の最終回放映後、午後からオンライン感謝祭に突入です。

本来であれば1月末に最終回を迎えて3週間ほど間隔が空くところでしたが、

途中の製作休止の影響で放送期間が延長されたため、

最終回放送と同じ日の午後、余韻が残った状態で感謝祭イベントに

突入することになったのは怪我の功名かもしれません。

 

ああ…終わっちゃった

こんなに喪失感を感じたアニメは初めてかもしれません。

大丈夫、まだ録り貯めた録画の見返しとBDマラソンが残ってるんだから。

 

福島沖で大地震

2月13日23時過ぎ、福島県沖で最大震度6強地震が発生しました。

10年前の東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の余震と見られる

とのことです。

周期の長い揺れがゆ~らゆ~らと長く続き、気持ち悪い感じでしたね。

10年経っても余震がくるとは恐ろしい

自分の住んでいるところは震度4でしたが、

「震度4くらいか、大したことないな」と楽観的に感じてしまう

地震慣れしした感覚は、改めてみると異常ともいえます。

東日本大震災以降、地震に対する意識が良くも悪くも変わってしまいました。

ただし最大震度6強、しかも寝ている人も多いであろう23時過ぎに

発生したにも関わらず、翌日午前の段階で死者の報告は無し、

負傷者も100人を超えた程度で済んだのはすごいことです。

もちろん少なからず被災された方がいる以上、幸いとは言い難く、

心よりお見舞い申し上げます。

しかしながら、地震の規模に比して負傷者はかなり抑えられたのでは

ないでしょうか。

東日本大震災以降、官民ともに防災に取り組んできた成果が発揮されたと

見ることもできます。

 

一方、東北新幹線は架線柱が曲がるなどの被害が出たため、

那須塩原より北の区間は不通となり、復旧に時間がかかる見込みに

なりました。これを補うべく、普段は新幹線と競合している

航空・高速バス各社が臨時便を出して対応するという熱い展開に。

さらにJR東日本も手をこまねいている訳にはいきません。

昨年3月に全線復旧した常磐線を利用し、常磐線廻りで東京と東北を結ぶ

臨時列車を設定すると発表しています。

復旧してよかった常磐線

 

草津温泉お忍び泊

1月30日、草津温泉に一泊してきました。

緊急事態宣言の延長も確実になりましたし、

観光業の維持に微力ながら協力したいと思いまして。

なんかもう旅行自体が悪いような風潮になっておりますが、

リスクが高いのは旅行先での宴会や会話で飛沫をまき散らすことであって、

密集環境を避けて静かに食事をする分にはかなりリスクは下がるはず

なんですよね。

残念ながらこれを理解できず旅行先で騒ぐ方がいらっしゃるので、

一律に自粛要請せざるをえないという。難しい問題です。

今回の旅行中、鉄道・バス・旅館で多くの人と同じ空間を共有しましたが、

みんなマスクをして会話控えめとマナーを遵守する人たちばかりでした。

むしろ、これくらいお行儀のよい人たちで観光地が埋まるのなら

このまま続いてほしいくらいです。ただそうもいかないですよね。

加えて、重症化リスクの高い高齢者が外出自粛したせいなのか、

観光地の客層が相対的に若返った印象を受けました。

草津温泉の湯畑ライトアップは実際に見たのは初めてです。

特に冬季の夜は湯気がはっきりしてスモークのようです。

 

翌朝は朝食後に旅館の個室にこもり、

ー少なくとも自宅の中古安物テレビよりは大型でしっかりしたテレビでー

アニメのリアルタイム視聴をしていました。

どちらかというとこちらがメインだったり。

帰りは特急列車を待つと時間が空き過ぎるため、普通列車で帰りました。

 

四万温泉で日常を忘れて…

1月10日、群馬県四万温泉に一人旅に行ってきました。

もちろん感染対策をしっかりとして。

とある有名旅館に予約を入れたのですが、例年なら満室のところ、

直前でも簡単に予約とれたのですよね。不思議だなー(棒)

週の初めに緊急事態宣言が出たこともあり、キャンセルが出たのでしょうか。

空いている列車、個室に一人泊、食事も距離をとって静かに、なら

温泉に行くのも問題ないと思いますけどね。

 

大宮駅からは特急「草津3号」に乗車。

例年の1月の連休であればほぼ満席のはずですが、

本日は超が付くほどのスカスカぶりで驚きました。

緊急事態宣言の効果は恐ろしい。

四万温泉への最寄り駅である中之条で下車。

私以外にも10人近い乗客が降り、全員がバスのりばへ。

駅前からは関越交通の路線バスにのり、四万温泉までは40分ほどです。

そのまま直行してもよかったのですが、まだ時間も早かったので

途中の四万湖で途中下車。

四万(しま)湖に来たので、はいふりの立石志摩(しま)ちゃんと記念撮影。

四万湖は「四万ブルー」と呼ばれる青い水の色が特徴的です。

f:id:sunrise169:20210117234100j:plain


四万温泉では「積善館」に泊まりました。

創業は江戸時代前期の元禄7年という歴史ある旅館です。

f:id:sunrise169:20210117235738j:plain

四万温泉「積善館」。建物は群馬県重要文化財に指定されている。

そしてこの建物はあのジブリの大ヒット映画「千と千尋の神隠し」に登場する

湯屋のモデルともいわれており、日本では現存最古の「湯屋建築」であり、

群馬県重要文化財にも指定されている貴重なものです。

本館は昔の「湯治場」時代の趣をなるべく損なわないように、

なんと岩風呂が「混浴」になっています。

尤も小心者の私には混浴風呂に突撃する度胸はありませんでしたが(笑)

ちなみに現代のスタイルに合わせた男女別露天風呂付き大浴場もあり、

こちらも素晴らしいものです。

そして日没後には本館がライトアップされ、アニメの世界のような

美しい光景が眺めることができます。

f:id:sunrise169:20210118001324j:plain

日没の積善館

レトロで趣のある館内を探検していると創作欲が湧いてきたので、

はいふりカメラ」でストーリーを作ってみることにしました。

題して「タマとメイの神隠し」!

いいねいいね、楽しい!

やはり旅先で好きなことを自由にやるのはいいですね。

日常のストレスやネガティブな情報から解放されます。

 

昔ながらの趣が残る館内の雰囲気もさることながら、

有名旅館だけあって夕食とお風呂、そして翌日の朝食まで

全てが素晴らしく、すっかり魅了されてしまったのでした。

自分が一人で静かにこんなにも楽しめる体質と環境だったのは

本当に幸せだと思いました。