安倍首相退任、菅内閣発足

9月16日、内閣総理大臣を歴代最長期間務めた安倍首相が退任し、

新しく自民党総裁に選出された菅元官房長官内閣総理大臣に指名され、

新しい内閣が発足しました。

 

菅内閣は安倍前内閣の政策を基本的に踏襲する方針のようですが、

これからしばらくは安倍前首相と比較されることになるはずで、

どうか日本のために頑張っていただきたいと思います。

 

なおTwitter界で有名な河野防衛大臣

菅内閣では行政改革担当大臣とのことです。

 

菅官房長官、自民党新総裁に選出

9月14日、安倍首相辞任に伴う自民党総裁選が行われ、

官房長官が新総裁に選出されました。

事実上、次の内閣総理大臣ということになります。

調子よく銚子行き

新型コロナウイルスに関する報道も少なくなり、

みんな慣れてきたのか、旅行を再開する人も増えてきたようです。

9月13日、久しぶりに千葉県の銚子に行ってきました。

前回行ったのは学生の頃でしたから、10年くらい前ですね。

「金が無い」からのなりふり構わない営業スタイルで知られる

銚子電鉄もこの騒ぎで輪をかけて危機的な状況になっていると

思いますし、微力ながら応援に行ってきました。

東武線で錦糸町に出て、255系特急「しおさい」に乗車します。

この車両ももう古い部類ですねえ。

銚子駅到着後はそのまま銚子電鉄に乗り換え、終点の外川駅へ。

外川に到着後は海岸線に沿って歩き、犬吠埼へ。

犬吠埼灯台近くで遅い昼食をとり、犬吠駅から帰路につきます。

やはり日帰りで現地観光もするとなると、これくらいの距離が限度ですね。

夏の終わり、ひたち海浜公園

8月最後の週末となった29日。

最後に夏を感じられる場所に行っておこうと思い、

茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」を訪れました。

公園最寄りの勝田駅からは路線バスで海浜公園西口へ。

かつて在日アメリカ軍の演習場だったところを公園化したので、

敷地がめちゃくちゃ広いんですね。

園内を移動するためにロードトレインが10分間隔で運転され、

1周するのに約35分かかるのは驚きです。

 

今年の夏はいろいろと大変なことになりましたが、

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

まだ暑い日が続きますが、各々お身体を大切に。

安倍首相、辞任を表明

先週末に内閣総理大臣としては歴代最長連続在任日数に到達した

安倍首相ですが、本日8月28日、突然の辞任表明がなされました。

持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、今後の職務遂行に不安があることから

国会開会前の今をもって辞任を決めたとのことです。

あまりに突然のことに驚きが隠せません。

昨今の新型コロナウイルス騒ぎによるストレスも病に影響したのでしょうか。

幸い、新型コロナウイルスの流行も8月になって小康状態になりましたので、

ここで一度しっかり療養していただきたいです。

一部からは職務投げ出しは無責任という声もあるようですが、

総理代行はおかず、後任が決まるまで職務にあたるとのことなので、

むしろ責任感ある選択だと思います。

しかし安倍首相の在任期間は日本の首相としては本当に長かったですね。

第1次政権は2006年発足でしたが、1年ほどで持病悪化のため辞任。

2012年の年末、民主党政権からの政権交代で再び首相に。

まさにリベンジ、です。

以降は調整型のリーダーとして与党をまとめ上げ、

日本の議会政治史の中でも類を見ない安定政権を築きました。

積極的な財政金融政策を行い、リーマンショック東日本大震災

低迷した日本経済を見事に復活させましたし、

国家安全保障会議(NSC)の創設、特定機密保護法・スパイ防止法の通過、

集団的自衛権の一部容認など今までタブー視されてきた安全保障関連

法案の整備を進めました。

オバマ米大統領の広島訪問の実現も大きかったですね。

国指定の難病を抱えつつ、諸外国と比べて決して強くはない首相の権限で、

揚げ足取りで騒ぐばかりで建設的な議論ができない野党、

悪意の塊・火つけ煽りのモンスターと化したマスメディア、

そして中・朝・韓といった増長激しい近隣諸国とのお付き合いを

8年近くこなしたのですから、相当の胆力をお持ちだったのでしょう。

今回、心ならずも職を退くことになり、さぞ無念と拝察いたします。

お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

特急しなの「パノラマグリーン車」に初乗車

新型コロナウイルスの検査陽性者数増加と過剰な外出自粛により

全国の鉄道会社は青色吐息。

お盆の特急・新幹線の利用者は昨年比大幅な落ち込みとなりました。

私としても微力ながらも鉄道会社の増収に貢献したいところ。

特急・新幹線は多くの列車が空気輸送に近い状態、ということは…

競争率の高い席も選び放題ということですよ!

ということで、「全国の特急パノラマグリーン車乗りつぶし」を

始めようと思います!

最初の乗車は、私の出身県を走る特急でありながら「子供の分際で

グリーン車は恐れ多い」と乗らずにいた特急「ワイドビューしなの」の

パノラマグリーン車クロ383にしました。

 

8月22日、関東を東海道新幹線で出発して始発駅の名古屋へ。

朝は晴れていましたし、午後には天気が崩れるとの予報でしたが、

多少遅れたとしても長野到着後に北陸新幹線を使えば

悠々と日帰りできるはずでした。(フラグ)

 

乗車列車は「(ワイドビュー)しなの17号」

名古屋駅を1500に発車、終点の長野駅には1754に到着予定。

午後の便の中では最速となる列車でもあります

名古屋駅10番線で待っていたのはなんとトップナンバーのA1編成!

うきうきと先頭のグリーン車1D席へ。

目の前に広がる巨大な前面展望。

私の他にグリーンの乗客はおらず、まさに貸切状態。

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憧れの特急しなの「パノラマグリーン車

1500ちょうどに名古屋を発車。直後に上りの「しなの12号」とすれ違い。

金山を通過するとぐんぐん速度を上げていきます。

特急しなのに使われる383系電車は最高速度130 km/hの俊足と

「制御付き自然振り子式車体傾斜機構」を備えており、カーブを高速で

通過することができます。

緩いカーブであれば減速なしにフルスピードで通過することもあり、

鉄道趣味的にはたまらない列車であります。

特に前面展望が楽しめる長野方先頭車に乗れば、車体の傾きを

視覚的にもより実感することができるのです。

カーブに進入すると目の前の風景が滑らかに傾き、

カーブを抜けるとまた滑らかに水平に戻っていく。

これはもう、鉄道ファンでなくてもワクワクするのではないでしょうか。

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カーブを高速で通過させるための振り子装置によって車体が大きく傾く

 高蔵寺を過ぎて郊外に出ると列車は最高速度の130km/hに。

個人的にはここから中津川までの間が「383系」の真髄区間だと思います。

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恵那駅を通過。南松本行きの石油列車が待避中。

中津川に到着する直前から雲行きが怪しくなり、雨が降り出しましたが、

列車は雨にも負けず時刻通りに進んでいきます。

大雨の中、ワイパーをフル稼働させて、振り子装置全開で木曽路

連続カーブを突進する特急しなの号…

車内から見ていてもかっこいいものです。

南木曽に停車し、次の木曽福島に向けて進んでいたとき、

運転席の無線電話が鳴る音が。

漏れ聞こえてくる内容は恐れていた事態。

そして車内放送。

奈良井駅付近の雨量計が規制値を超えたため、この列車は次の木曽福島駅で運転を見合わせます。運転再開の見込みは立っておりません」

あーあ。

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大雨のため、木曽福島で運転見合わせに…

乗客は6輌中に30人ほどで、皆静かに運転再開を待つ平和な空間でした。

結局、45分ほど遅れて木曽福島を発車。

その後、藪原で臨時停車し、やはり運転見合わせで遅れていた普通列車

乗客のうち塩尻より先へ向かう乗客を無料で乗せる救済措置が発動。

その後も木曽平沢まで徐行が続き、塩尻到着は1806で70分以上の遅れ。

塩尻からはJR東日本の乗務員に引き継がれ、すっかり日が暮れてしまった

篠ノ井線を進みます。

明科を通過すると第1~第3白坂トンネルを通過。

パノラマ車で通過する複線断面トンネルの展望はなかなかよい雰囲気です。

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大断面で造られた白坂トンネルを通過

1854頃、対向の普通列車を待たせてスイッチバック駅の姨捨を通過。

車窓右手には善光寺平の夜景を眺めることができました。

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夜の姨捨を通過

篠ノ井線内は割とスムーズに進み、終点の長野駅には約80分遅れで到着。

到着した列車は折り返し名古屋行きの最終特急「しなの26号」となりました。

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長野駅に到着。乗車したグリーン車と駅名盤が並んだ。

大雨で遅れての到着となりましたが、その分、長時間楽しむことができたので

個人的にはよかったと思っています。

 

わたらせ渓谷鐵道に乗車

7月24日、4連休の2日目。

関東地方は未だに梅雨明けせず、連休中も天気がぐずついていましたが、

この日は天候が回復したため外出してきました。

近くにありながら完乗できていなかった「わたらせ渓谷鐵道」を訪れ、

人気のある「トロッコわたらせ渓谷号」に乗ってきました。

この列車は秋の運転日は多いのですが、春から夏にかけては月5日程度しか

運転されません。

特に開放型のトロッコ車両指定席は競争率が高く、ツアー会社によって

押さえられて発売と同時に売り切れてしまうこともあるとか。

最近の新型コロナウイルス流行のせいで外出控えをする人も多い中、

「今なら空いているのでは?」と淡い期待をしていったのですが、

気にせず旅行する人はやはりいるわけで、

密集対策で定員が制限されていることもあり、トロッコ車両指定席は

しっかり売り切れていました。まあ世の中そんなに甘くないよね。

その代わり、普通客車の自由席はかなり空いていたので

窓を開けてトロッコ気分を味わいました。

(実はこの日、客車の冷房が故障していたというオチ)

ロッコわたらせ渓谷号は足尾駅が終点。

路線の終点である間藤駅は線路が1本しかないので、機関車牽引の列車は入換が

できないからです。

足尾駅は広い構内をもち、かつて足尾銅山で栄えた歴史を感じさせます。

鉄道ファンとしては次の列車まで1時間あっても苦にならないところです。

足尾の街も歩いてみましたが、もうほんと…足尾銅山跡の観光しか残っていない、

という印象を受けました。

最大の産業であった銅山を失った山間の町という環境もさることながら、

わたらせ渓谷鐵道沿線は群馬県の前橋方面との繋がりが強い中で

足尾付近だけ中途半端に栃木県なので、なおさら取り残されてしまったのかも

しれません。

そして「乗り鉄の聖地」間藤駅へ。

間藤駅からは日光市営バスで日光市の中心部へ抜けました。

外出自粛と天候不順が重なったにも関わらず、例年のひどい混雑ほどでは

ないにしろ、日光の市街地は渋滞が発生するほど人出がありました。