わたらせ渓谷鐵道に乗車
7月24日、4連休の2日目。
関東地方は未だに梅雨明けせず、連休中も天気がぐずついていましたが、
この日は天候が回復したため外出してきました。
近くにありながら完乗できていなかった「わたらせ渓谷鐵道」を訪れ、
人気のある「トロッコわたらせ渓谷号」に乗ってきました。
この列車は秋の運転日は多いのですが、春から夏にかけては月5日程度しか
運転されません。
特に開放型のトロッコ車両指定席は競争率が高く、ツアー会社によって
押さえられて発売と同時に売り切れてしまうこともあるとか。
最近の新型コロナウイルス流行のせいで外出控えをする人も多い中、
「今なら空いているのでは?」と淡い期待をしていったのですが、
気にせず旅行する人はやはりいるわけで、
密集対策で定員が制限されていることもあり、トロッコ車両指定席は
しっかり売り切れていました。まあ世の中そんなに甘くないよね。
その代わり、普通客車の自由席はかなり空いていたので
窓を開けてトロッコ気分を味わいました。
(実はこの日、客車の冷房が故障していたというオチ)
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月23日
特急りょうもうの乗客は個人ばかりで、グループや家族連れはあまり見ない印象。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月23日
いつ乗っても車内が静かだから落ち着ける。
館林駅を出ると、並んだ3本の単線が順番に分かれ離れていくの好き。(小泉線・佐野線・伊勢崎線)
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月23日
北関東で見られる「単線鉄道の連続立体交差」
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
鉄道は単線で賄える本数なのに、それで渋滞が発生するほどクルマと住民の数が多く、行政と鉄道会社に大がかりな工事ができるだけの財力がある地域でないとできないよねえ。
わたらせ渓谷鐵道に来ました。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
大間々駅から「トロッコわたらせ渓谷号」に乗車します。 pic.twitter.com/hHX86K4yGJ
トロッコ車両は満席だったので、編成前後の自由席に乗車。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
くすんだモケットのボックス席が並び、オリジナルの内装が残る12系客車。こちらの方が貴重かもしれない。 pic.twitter.com/XrGT2C7GoT
渡良瀬川に沿って上流へと辿り、足尾に向かいます。 pic.twitter.com/iUdmFssqUm
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
神戸(ごうど)駅で4分停車。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
上下列車の交換とホーム販売が行われる。
上りホームの隣には元東武1720系DRCの車体を利用したレストランがある。 pic.twitter.com/ogFjkyfZ2t
いよいよ渡良瀬川上流域。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
険しい地形に張り付くようにして進む渓谷鉄道のハイライト。 pic.twitter.com/I9vkDRTdIP
通洞(つうどう)に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
足尾銅山観光の最寄り駅のため、ほとんどの乗客がここで下車。
路線の終点である間藤駅は線路が1本しかないので、機関車牽引の列車は入換が
できないからです。
足尾駅は広い構内をもち、かつて足尾銅山で栄えた歴史を感じさせます。
鉄道ファンとしては次の列車まで1時間あっても苦にならないところです。
足尾駅で保存されている車輌たち。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
キハ35 70
キハ30 35
タキ35811(ガソリン35t積タンク車)
タキ29312(濃硫酸専用タンク車) pic.twitter.com/OGBiVf5oSG
鉄道ファン的には足尾駅は駅そのものが観光地。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
駅舎も映画のロケ地として使われてそう。 pic.twitter.com/1UBaSpfD62
国鉄かJRの旅行ポスターにこういう構図があった気がする。 pic.twitter.com/mpGYS94PtN
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
トロッコわたらせ渓谷号の客車編成。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月25日
横から眺めたときに左右対称となるシンメトリーな編成が美しい。
なお、トロッコ車両として人気のある中間の2両は、元は「電車」(京王5000系)という異色の来歴である。 pic.twitter.com/uNFfCBDMcZ
足尾の街も歩いてみましたが、もうほんと…足尾銅山跡の観光しか残っていない、
という印象を受けました。
最大の産業であった銅山を失った山間の町という環境もさることながら、
足尾付近だけ中途半端に栃木県なので、なおさら取り残されてしまったのかも
しれません。
わたらせ渓谷鐵道は群馬県のイメージが強いけど、沿線で一番知名度のある足尾は栃木県日光市なんだよね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
わたらせ渓谷鐵道の終点、間藤駅に到着。 pic.twitter.com/YDv4kjeoI4
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
間藤(まとう)駅は宮脇俊三著「時刻表2万キロ」で終着駅として書かれており、宮脇氏が国鉄全線を完乗して最後に降り立った記念すべき駅。 pic.twitter.com/2adg7hqc9B
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
わたらせ渓谷鐵道 足尾~間藤の渡良瀬川に架かる第一松木川橋梁。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
1914(大正3)年の足尾鉄道開業時から現役で使われている。切石積の橋台の上にさらに鉄骨のトレッスル橋脚を載せるという珍しい構造。
(縦構図です) pic.twitter.com/iukYMapOz2
「松木川」と「渡良瀬川」の違いが気になったが、松木川は渡良瀬川の源流であり、他の川と合流して渡良瀬川になるのね。元々は中禅寺湖近くを水源とする神子内(みこうち)川との合流点からとされていたのが、その後、黒檜岳を水源とする三ノ沢との合流点からが公式になったと。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
外出自粛と天候不順が重なったにも関わらず、例年のひどい混雑ほどでは
ないにしろ、日光の市街地は渋滞が発生するほど人出がありました。
日光市営バス
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
間藤駅前→東武日光駅
足尾と日光が路線バスで繋がっていることは知らなかったな。確かに今はどちらも日光市内だけれども。
わ鐵側も「足尾から日光に抜けられますよ」とあちこちに書いて宣伝してるけれど、本数の少なさもあって浸透していない模様。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
長い日足トンネルを抜けて日光側に入った。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
いろは坂から来る道と合流し、日光東照宮の前を通って日光駅前へ。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
このエリアの脳内マップが今すごい勢いで再構築されている。
東照宮から日光駅前のエリアは結構人が歩いている。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
さすがに去年ほどではないか。
外国人もちらほら見かけるけど、日本在住なのかな?
東武日光駅に到着。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
市内渋滞のため、15分ほど遅れての到着。 pic.twitter.com/SMIr1zqWNz
日光駅前のおみやげ屋で、湯葉を4箱買ってしまった。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
まあ賞味期限長いし、湯葉好きだし、支援だと思って。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日
今日の私の行動、伊勢崎線で行って日光線で帰ってくるって、訳がわからないですね。
— 快速上信リレー (@rapidchikuma) 2020年7月24日