南会津紅葉紀行

11月16日、南会津の名所「塔のへつり」まで

紅葉を眺めながら往復してきました。

新高徳駅で一旦下車。近くの鬼怒川鉄橋まで行き、

後から来る「SL大樹1号」を撮影。

秋らしい雰囲気の鉄橋をSL列車がゆっくりと通過していきました。

次の普通列車鬼怒川温泉駅まで行き、

接続する快速「AIZUマウントエクスプレス」に乗車。

この列車は鬼怒川温泉から会津若松(土休日は喜多方)まで

山深い栃木・福島の県境を越えていきます。

紅葉に彩られた鬼怒川を北上し、新藤原からは野岩鉄道

県境の会津高原尾瀬口からは会津鉄道に直通。

晩秋の奥日光・南会津は山の麓から山頂まで美しく彩られていました。

北上するにつれ紅葉の色合いが変わっていくのが

植生や標高の影響を考えさせられて面白いです。

鬼怒川温泉から約1時間半で「塔のへつり」に到着。

ここは国の天然記念物にも指定されている景勝地

自然の川の流れによって100万年かけて造られたという、

見上げるような断崖と穏やかな青緑色の川。

それらが最盛期の紅葉に彩られ、圧倒されるような絶景でした。

2時間ほど滞在した後、来た道を逆に辿って帰ります。

やって来た列車は、行きに乗ったのと同じ車両でした。

会津田島で途中下車。山に囲まれた南会津町の中心駅です。

雨が降ってきたので駅前探索は止めて、構内のレストランで

地元食材をふんだんに使った「とまとラーメン」をいただき、

1時間後に出る特急「リバティ会津」に乗って帰宅の途に着きました。

まあ、この後にうたた寝して気付いたら降りる予定の駅を発車した後で、

車掌さんから乗車券と特急券を車内補充券で発行してもらうという

恥ずかしいことになったのですが、たまにはこんなこともあるよね。