恐怖の台風19号

10月12日夜、史上最大級といわれた台風19号が日本に上陸しました。

上陸前から激しい雨が降り続き、特別警報が東日本一帯に出る異常事態。

 

我が故郷の千曲川はそれなりに治水対策がなされており、

これまで多少の台風では問題なかったのですが、

今回ばかりは様子が異なり、見る見る増水し限界を迎えてしまいました。

100年ないし1000年に一度とされるレベルの増水で夜には氾濫が起こり、

翌朝には長野市北部でついに堤防が決壊、広範囲が水没しました。

時間が経つごとに状況が悪化していくのは怖かったです。

予想以上の被害で絶句するしかありません。

長野市穂保で堤防決壊70m・広範囲で住宅浸水

長野市赤沼北陸新幹線車両基地が浸水。車両10編成が水没

上田電鉄千曲川鉄橋が一部落下

上田市国分、長野市篠ノ井で越水

・上田橋・鼠橋付近で堤防損傷

・海野宿橋・田中橋が崩落

小海線滑津鉄橋で路盤損傷

↓なんというフラグ回収…肝に銘じたい

 

千曲川の方を心配していたら、今度は自分が住んでいるところの近く、

利根川の水位が急上昇し、避難勧告が出る事態に。

今回の台風はやべえぞ。

八ッ場ダムが奇跡的なタイミングで試験湛水を始めていて満水になるまで

水を抱え込んだこと、渡良瀬遊水池が今回も威力を発揮したことで

こちらはなんとか耐えきりました。

やっぱり治水は大事。こういう公共事業はいくらやってくれてもOK!