SL大樹に乗車

9月23日、東武鬼怒川線を走る「SL大樹」に乗ってきました。

台風17号の影響で風が強く、時折り雨も降る天気でしたが、

東武線はほぼ平常通りの運行でした。

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6050系の急行で下今市へ。

下今市から「SL大樹3号」に乗車。

この日は秋分の日。つまり国民の祝日なので、SL大樹の正面には日章旗

掲出されていました。かっこいい!

さらにこの3連休は「ドリームカー」が連結されていました。

この車両はかつて青森~札幌を走っていた夜行列車、急行「はまなす」に

連結されていたもので、グリーン車並みの座席とミニロビーを備えています。

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2号車は「ドリームカー」オハ14 - 505

天候が怪しい日でしたが、SL大樹3号の指定券はほぼ完売だったようです。

インターネット購入しておいてよかったです。

私はオリジナル14系の内装が残る3号車に乗車。

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未来と過去が交差する!

SLに乗りに来た以上、普通の人ならSLの写真をメインに撮るものでしょうが、

拗らせオタクである私は、オリジナル14系座席車に大興奮。

14系座席車とは、14系寝台車をもとに昼行用に設計された客車。

つまり、「特急客車」なんです。

12系と一緒に座席客車として一括りで扱われることが多いですが、

あちらは万博輸送のためにやっつけ製造された急行客車です。

14系はもとより優等列車に使うことが前提だっただけあって、

内装はひと昔前の特急列車として見れば遜色ないもの。

ゆっくり走っていることもあって優しい乗り心地。

もはや現役で聞けるのはここだけ?懐かしの車内チャイム。

 そして1号車の床下でうなりを上げるディーゼル発電機に萌える!

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1号車は床下発電機を備えたスハフ14 - 1

不覚にも客車の観察に夢中になっていたら、

鬼怒川温泉駅でのSLターンテーブルを見逃すというミス。

下今市に戻ってから見ればいいかと、

すぐに「SL大樹4号」で引き返しました。

帰りはドリームカーの切符を買い、「はまなす」時代は乗れずに終わった

ドリームカーの旅を楽しみました。

 

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下今市到着後はSL列車の入換、ターンテーブルを使っての方向転換などを

じっくり観察しました。

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下今市東武日光鬼怒川温泉からの特急・普通列車がひっきりなしに

到着・発車していく鉄道の町だと実感しました。

夕陽に照らされる中、本日最後の鬼怒川温泉に向け出発する「SL大樹5号」を

お見送りしました。

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楽しい休日になりました!