2019年3月JRダイヤ改正概要発表

今年も来年3月のダイヤ改正のプレスが出る季節になりました。

昨年度のJRは改正というより手直しといった感じの

地味な変更に留まりましたが、今年はどうなるか?

 

変更が目立ったのはやはりJR東日本でしょうか。

優等列車関連だけでも

中央東線の特急の定期列車をE353系に統一

・↑に伴う停車駅の見直し

・新宿~河口湖に特急「富士回遊」を新設

・中央・青梅線ホームライナーを廃止し特急に格上げ。

・「ホームライナー千葉」を廃止し総武快速に置き換え

 

北海道では

北海道新幹線一部列車の青函トンネル160km/h運転開始。

 東京~新函館北斗がついに4時間未満に短縮。

・キハ261の追加投入で「キハ281のスーパー北斗」は定期3往復に。

 

西日本では

・大阪~姫路に通勤特急「らくらくはりま」を新設。

・夕方時間帯の「スーパーはくと」「はまかぜ」の停車駅を

 「らくらくはりま」に合わせて西明石加古川にも停車。

・「サンダーバード」が歴代最多の定期25往復に。

 

四国では「南風」への新型車両導入に伴い

・「南風」全列車を高知発着とし、

 中村・宿毛行きは「あしずり」に接続させるリレー体制に。

 

その他、通勤輸送関連がいくつか。

中でも広島地区から国鉄型電車が消える、というのが歴史的。

なかなかおもしろい改正になりそうです。

 

信州出身者としては、早朝に塩尻→長野に設定されていた

快速「おはようライナー」の廃止と、それに伴って

「最後の189系」の事実上の引退宣告が出たことが残念です。

まあ、みんな覚悟していたと思うけど。

これにより、「月光形」と呼ばれ国鉄特急型の代表的存在で

あった系譜がついに営業路線上から姿を消すのですね…。

一つの時代が終わります。