中国「独身の日」セールの余波

ご存知の方も多いかもしれませんが、

中国では11月11日を「独身の日(Single's Day)」として、

大規模な値引きセールが行われます。

今年は売上高が過去最高を更新し、

通販大手アリババグループは1日で2135億元(約3兆3800億円)を

売り上げたそうです。だいたい楽天の1年分相当だとか。

これを見て中国の消費はすごいなあとは思いますが、

通販でこれだけ物が売れたということは、当然それを運ぶ人が必要なわけで…

 

セールから1週間が経っているのに配送の混乱が収まっていない。

セールとは関係ない業務用の荷物も遅延どころか地域によっては輸送自体が

止まっていて、いつ届くかわからないというね。

宅配便の集配所には今なお大量の荷物が雑に積み上がっている状態です。

 

↓この山積みになっているの、ごみじゃないですよ。全部宅配の荷物です。

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日本でもヤマト運輸を始め宅配業者の取扱量増加・人手不足が問題に

なっていますが、中国も同じような状況なんですよね。

むしろ通販文化が発達している割に宅配業者の給与水準が低い中国の方が

悲惨かもしれません。