太平洋フェリー(仙台~名古屋)→富山

普段仕事に追われて時間がない生活をしているので

時間を気にしないのんびりとした船旅がしたい!

ということで、今回は太平洋フェリー・仙台~名古屋航路です。

10/2の仙台出港便を予約しました。

 

しかし、今回の台風24号の影響で9/30の出港便が欠航。

その結果、翌日以降の配船に狂いが生じ、太平洋フェリーのホームページには

複雑な変更案内が掲載されていました。

10/2の仙台出港便も定刻の1250より6時間遅れて夕方の出港となる

とのことだったので朝ものんびりと出かけました。

仙台駅から仙台港フェリーターミナルに向かう路線バスの運転手さんが

いかにも新人という感じで微笑ましかったです。

 

仙台港フェリーターミナルに到着。

配船変更されていたのを本来の運用に戻すため、

苫小牧からきた「きそ」と名古屋からきた「いしかり」の積荷を

入れ換えする作業で大忙しの様でした。

本来であれば見ることができない、大型フェリーどうしの縦列係留。

怪我の功名とでもいいましょうか。

本日私が乗船するのは「いしかり」。

新型への代替を進める太平洋フェリーのフラッグシップ、

特等室と一等客室が数多く設置された事実上のクルーズフェリーです。

まあ私は二段式のB寝台だけどね。

作業が予想より早く進んだようで、1800には出港。

夜の帳が下りる中、僚船に見送られながら出港するといういい雰囲気でした。

 

さすが現代のフェリー、B寝台であっても隣人の動きが

気にならないような造りになっていました。

というか今日は平日ということもあって

B寝台やカーペット部屋はガラ空きで、

区画貸し切りのような状態だったんですよね。

おかげでゆっくりできましたが。

フェリーの中ではビュッフェスタイルのレストランで夕食を摂り、

(和菓子フェアで調子にのってしまい、餡子と砂糖の摂り過ぎががが)

展望風呂に浸かり、ベッドでなぜか艦これ小説を読みながら、

時間を気にせずのんびりしていました。

いやあ船旅ってほんといいものですね。

 

出港が遅れたことで翌朝の夜明け頃に伊豆大島を通過。

曇り気味でしたが、朝焼けと日の出を見ることもできました。

ところで、石廊崎を通過した辺りからなぜかウキウキし始めた私。

これより先、駿河湾、伊勢湾、伊良湖岬野間埼灯台

はいふりのキャラの名前の元になった場所が連続するんです。

あと終点の名古屋は、はいふり万里小路さんの出身地です。

これがやりたかっただけと言われそう。

 

「いしかり」乗組員の努力により、仙台での5時間の遅れは3時間にまで回復。

1330に名古屋港に到着。おかげで当初の予定を崩さずにすみました。

名古屋からは特急しらさぎで金沢へ向かいます。

681系のしらさぎにはまだ違和感があります。

金沢からは列車を乗り継いで、本日の宿泊地である魚津に向かいました。