ご当地ナンバー追加

5月11日、自動車のナンバープレートに記載される地名の特別枠、

いわゆる「ご当地ナンバー」が追加されました。

地理好きとしてはいろいろな地名が増えるのは面白いです。

臨時減便ダイヤ発表

新型コロナウイルス流行に伴う外出自粛が長期化することを見込み、

鉄道会社は臨時列車だけでなく定期列車も一部運休することになりました。

特に東日本の新幹線は一部運休では収まらず、臨時ダイヤを設定するまでに

なってしまいました。

適用は5月28日からとのことです。

383系デビュー25周年

中央西線の特急「しなの」に主に使われている383系電車が

登場から25周年を迎えました。

量産先行者A1編成は1995年の5月連休の臨時列車から営業運転を

始めたので、今年でちょうど四半世紀というわけです。

なお、量産車による定期列車置き換えは翌1996年でした。

日本の特急用車輛としては珍しくステンレス車体を採用し、

基本編成の長野方先頭車はパノラマ型グリーン車

6連の基本編成に加えて2連と4連の付属編成を用意しており、

需要に応じて4・6・8・10連と柔軟な組成が可能。

最高速度は130km/h、制御付き自然振り子機構を搭載、

曲線通過速度は半径600mで本則+35km/hという国内の

振り子電車の中では最高レベルの性能を有しています。

私もJR型電車の中でも一番好きな型式です。

車体を傾けながら木曽谷の連続カーブを高速ですり抜けていく

ダイナミックな走り様は、多くの鉄道ファンを魅了します。

登場から25年を迎えて車体の老朽化も目立ってきており、

そろそろ後継が発表されるのではないかと思いますが、

しばらくは木曽路のスプリンターとして活躍が続くでしょう。

 

 

 

令和改元から1年

5月1日、元号が平成から令和に移って1年が経ちました。

新型コロナウイルス騒動のため外出自粛の、

静かな1周年となりました。

私は去年の今頃は中国にいたんですよねえ…

海外で改元を迎えることになんて変な感じでしたなあ。

今年は精神的にも市況的にも穏やかな状態ですね。

 

 

「マスク」

2020.4.25

本日4月25日は福知山線脱線事故(尼崎事故)から15年の日でした。

当時私はまだ高校生でしたが、

電車がマンションに突っ込んだ光景をテレビで見たときは絶句しました。

時間を追うごとに増えていく死傷者の数が恐ろしかったですね。

平成の時代にもなって死者100人を超える鉄道事故が起こるとは。

15年も経つと、若い世代ではこの事故を知らない人も出ているでしょう。

定時運転が長所でもある日本の鉄道ですが、それが行き過ぎた結果、

・懲罰的なJR西日本の教育体制

・競合路線に勝つための余裕のない高速ダイヤ

・電車が時間通りに動かないと怒る利用者

が招いた象徴的な事故だと思います。

この事故の後、JRは西日本だけでなく全体的に「ゆとりダイヤ」への

修正が進み、そういう意味でも大きな転機でした。

払った犠牲はあまりに大きく、利用者の中では風化したとしても

鉄道事業者は忘れてはならない事故だと思います。

 

また本日は日本郵船氷川丸竣工90周年でもありました。

1930(昭和5)年に竣工し、日本郵船シアトル航路の貨客船としてデビュー。

豪華な船内設備と教育の行き届いたサービスは好評だったと聞きます。

米英との戦争が始まると海軍に徴用され、病院船に改装されて南方に派遣。

姉妹船は全て戦没し、本船も何度も危険な目に遭いましたが、

戦前生まれの1万トン級大型商船としては唯一、ほぼ無傷で終戦を迎えます。

戦後は復員船として従事し、混乱が落ち着いた後は再びシアトル航路に復帰。

復興の象徴として1960(昭和35)年まで現役であり続けました。

引退後は解体の危機・保存運営会社の経営難に晒されるも、

関係者の尽力により、最終的には元所有者である日本郵船の管理下に。

現在は横浜港で後輩たちを静かに見守る日々を送っています。

現役でいた期間は30年ですが、保存船になって今年で60年ですから、

もう引退後の年月が現役期間の倍になってしまったんですね。

昭和・平成・令和の3つの時代を波瀾万丈に生き抜いた、

奇跡のOld Ladyに敬意を。

 

 

過去に撮った鉄道動画集

過去に撮った鉄道動画を一部上げてみました。

主に珍しいすれ違いシーンや貨物列車を撮ったものです。

安倍首相、緊急事態宣言を発出

新型コロナウイルスに感染拡大を受け、4月7日、

安倍首相より6都府県に緊急事態宣言が出されました。

いや実際に聞くといよいよ、という感じがしますね。

ただ日本の場合、法律の制限ゆえに諸外国のような外出禁止令はできず、

住民に対しては今まで通り「外出自粛の要請」に留まります。

不安に駆られた人々がウイルスを抱えたまま地方に避難したり、

買い占めなどが起こる恐れもあります。

一方で医療関係については都道府県知事の裁量が大きくなり、

機動的な対応ができるため、こちらが至急だと判断されたのでしょう。

この状況下で奮闘している医療関係者、行政関係者には感謝です。

まあ私は既に休日は家に引きこもってるから

やることはこれといって変わらないですけど。

一刻も早くこの騒ぎが終息してほしいものです。