成田山詣で

初詣の季節ということで千葉県の成田山新勝寺へ参詣してきました。

交通手段は速達性・運賃面で最も有利な京成電鉄で。

行きは昨年秋に設定された成田行き快速特急

帰りはこの時期のみ設定される臨時シティライナーを使いました。

明けましておめでとうございます

遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。

2020年、令和2年の始まりです。

昨年は個人的にも天災面でも大変な年でもありましたが、

今年はよい年でありますよう。

 

長野原ルートで信州入り

年末の帰省ラッシュの時期を迎え、私も信州の実家に寄ることにしました。

首都圏から実家のある長野県東部に行くルートとしては、

 

北陸新幹線で軽井沢~上田の停車駅まで行き、しなの鉄道に乗りかえ

信越本線群馬県の横川まで行き、JRバスで入山峠を越えて軽井沢、

軽井沢からしなの鉄道に乗りかえ

③新宿・池袋から高速バス

中央本線山梨県小淵沢まで行き、小海線に乗りかえて小諸、

小諸からしなの鉄道にのりかえ

 

などがあり、公共交通利用で考えられるルートはほぼ制覇したのですが、

最後に残ったルート

吾妻線群馬県万座・鹿沢口まで行き、路線バスで軽井沢に抜ける

を試すことにしたのです。

12月28日、東日本はよく晴れた冬空でした。

まだ明るかったので、上田に移動して、今年の秋の台風で被害を受けた

上田電鉄別所線千曲川鉄橋の復旧状況を確認に行きました。

来年はいい年になりますように。

クリスマスSL大樹

12月22日、東武鬼怒川線を走る「SL大樹」の夕方便に乗ってきました。

夕方便といっても日没が16時過ぎとなる冬季は、列車が鬼怒川温泉駅

着く頃には完全に日が沈んで夜になってしまうので、

さながら「夜汽車」の雰囲気を気軽に体験できるのです。

今週末からは通常は列車の最後尾に補機として付くディーゼル機関車

定期点検に入ったため、蒸気機関車が単機で列車を牽引しています。

さらにクリスマス直前ということで特別仕様のヘッドマークも掲出し、

「ドリームカー」も連結。

期間限定の特別なSL列車の姿を見るため、日曜の午後から日光に

出かけたのでした。

アテンダントさんの「SLを楽しんでもらおう」という創意工夫に

毎回気付かされるのもこの列車の魅力です。

「沿線のイルミネーションがよく見えるように」と車内灯を減光して

くれたのには驚きました。

鬼怒川温泉駅では広場だけでなく転車台もイルミネーションに彩られ、

多くの人が機関車の方向転換を眺めていました。

折り返しで鬼怒川温泉駅を発車する頃にはすっかり暗くなり、

夜の駅で発車を待つSL列車の姿はとてもかっこよく、

ホームの灯りに浮かび上がる青い客車がよい雰囲気を出していました。

復路はドリームカーの切符を買ったのですが、

往路と同様に車内灯が減光されると気分は完全に夜行列車。

かつてこの車両が連結されていたJR最後の夜行急行「はまなす」を

思い起こさせるものでした。

 

油壺マリンパーク ハイフリコラボ

12月21日の朝、前日に平塚駅前に泊まった私は

JRと京急を乗り継いで三浦半島の先端、三崎にある

京急油壺マリンパーク」に向かいました。

この日と翌22日はTVアニメ「ハイスクール・フリート」との

コラボイベントが開催されたからです。

特に来場者限定販売の描きおろしイラストはぜひ手に入れたい。

本来は10月に開催予定だったのが、台風の影響で中止になり、

年の瀬も迫ったこの時期に改めて設定されたわけです。

こういうイベントは出演声優さんのスケジュール調整や現地の準備も

あるため、簡単に延期開催というのはできないわけで、

なんとか劇場版の公開前に、とスタッフが裏で奔走したのだろうと

考えると頭が下がりますね。

私自身も油壺マリンパークは今まで一度も行ったことが無く、

この機会に思いきり楽しむことにしたわけです。

最初は「僻地に造ってしまった水族館」のイメージだったのですが、

相模湾は国内有数の海洋生物の宝庫であること、

海洋生物学の第一人者が建設に深く関わっていたこと、

当時としては画期的なコンセプトで建設された水族館であったこと

博物館相当施設であり貴重な生物の標本も展示していること

などを知り驚きました。

カワウソの展示も面白い見せ方をしていましたし、

普通の水族館とは一味違ったものを感じられました。

 

13時20分からのイルカアシカショーと14時からのトークショーには

声優の古木のぞみさんと鶴岡聡さんが出演。

声優イベントにはあまり興味がない私ですが、

ボケる古木さんとツッコむ鶴岡さんの掛け合いがおもしろかったです。

 

帰り道ではさいたま市の映画館に寄って劇場版第4弾前売券を買ってきました。

 

この日のトークショーはスカスカで平和なものでしたが、

翌22日は整理券が配布されるほどの混雑となったようで…

 

251系ホームライナー

12月20日金曜の夜、「ホームライナー小田原23号」に

新宿から平塚まで乗車しました。

この「ホームライナー小田原23号」は来年3月で引退する

251系特急型電車を使用しており、記念乗車をしておこうかと。

251系は昼間は特急「スーパービュー踊り子」に使われている

リゾート客向けデラックス車両であるため、この車両に

乗車券・定期券プラスたった520円のライナー券で乗れる

ホームライナーの運用は最大級の「乗り得列車」です。

251系に私が以前に乗ったのは、かなり幼い頃に一度きり。

今でも車内は名前に恥じない豪華仕様でしたが、伊豆半島

30年にわたって走ってきた車体は錆が浮き、ボロボロでした。

正直、ハードだけ豪華な10連固定の特急専用車両なんて

伊豆だけでしか成り立たない殿様商売であり、

あまりいい印象はもっていなかったのですが、

ホームライナーとして疲れた会社員たちを輸送する姿には

哀愁を感じられ、よく頑張ったよと言いたくもなる、

不思議な感情を抱きました。

 

 

 

宇高航路、休止…

12月15日、岡山県の玉野と香川県の高松を結ぶフェリー航路、

通称「宇高航路」が採算の悪化により無期限休止となり、

鉄道連絡船以来109年の歴史に終止符が打たれました。

瀬戸大橋の開通後もしばらくは盛況で3社が競合するドル箱航路で、

合わせて100往復以上が運航されていましたが、

明石海峡大橋しまなみ海道の開通、燃料代の高騰、

高松の物流ジャンクションとしての地位の低下、

瀬戸大橋の通行料値下げ等によって撤退と減便が続き、

2年前には1社5往復という状態に。

ここまで利用者が減ってしまうと行政も救いようがなく、

最後に残った四国急行フェリーは無期限休止を決めたのです。

私がこの宇高航路に乗ったのは過去に1回だけ、3年前の12月。

そう、退役を控えた護衛艦「くらま」最後の一般公開の日でした。

前日の夜、東京駅から寝台特急サンライズ瀬戸」に乗った私は

翌朝に高松に到着し、「くらま」の見学に向かおうとしたのですが、

待機列のあまりの長さに乗艦を諦め、出港までの空き時間を過ごすために

宇高航路のフェリーで宇野港まで往復したのでした。

まさか、あれが最初で最後になるとは。

これも時代の流れ。お疲れ様でした。